3月はこれまでの場所から巣立ち、旅立つ季節。今いる場所から飛び立ったあとには、これからの人たちが控えています。たとえば、自分の身が滅びてこの世から消えてしまったら? そうなったとしても自分のあとを生きる人たちに必ず聴いて欲しい、ずっと残して伝えていきたい。大切な音楽を、次の人たちへバトンを渡すように伝えていきたい。そんな「バトンミュージック」のプレイリスト。
そんな「バトンミュージック」を紹介してくれるのは、3/16代官山UNITでワンマンライブを控える。東京を拠点に活動する4ピース・ダンサブルポップバンド。90’sポップス、シティポップ、クラブミュージック等への愛着を感じさせるサウンドメイクの中に、どこか懐かしく温もりあるドラマを唄うGOODWARPの吉崎拓也さんのMIXTAPEです。
荒井由実『やさしさに包まれたなら』
目の前の小さな日常を一気に眩しくしてくれる魔法のような曲。
いつかこんな音楽がつくりたいけど、素晴らしすぎて嫉妬もできないです。
Jason Mraz『I’m Yours』
夏に聴けば夏っぽいし、冬に聴いたら冬っぽい。いつか人類が地球以外の星に移住しても、この曲なら宇宙空間にマッチするんじゃないかと思います。
そのくらい丸裸で、やさしい歌。
井上陽水『帰れない二人』
普段はほったらかしたまま生きている、心の奥底にそっとスポットライトを当ててくれる曲。
この曲を聴いて嬉しくなるか悲しくなるかで、その時の自分の気分が分かります。
Otis Redding『I’ve Got Dreams To Remember』
パワフルで優しくて、素朴な失恋の歌なのに、自分の命を肯定してくれてるような感じがします。聴いていると自分まで失恋を乗り越えたかのように、少し逞しくなれる。
関取花『めんどくさいのうた』
小ちゃい子供のようにも聴こえるし、達観した熟女のようにも聴こえる、声ひとつでこんなに表現できるのかと、いつ聴いても泣けてきます。全ての若者のテーマソング。
MIKA『Talk About You』
MIKAの曲はひとつに絞るのが本当に難しいんですけど、「僕が話したいのは、君のことだけ!」とひたすら繰り返す愉快なこの歌は、スタンダードナンバーとして後世に残っていってほしいです。
甘いラブソングのようでいて、ノイズだらけの世の中に対する苛立ちもこもっていて、ポップソングってこうだよな、ていう、僕の中でのお手本。
宇多田ヒカル『真夏の通り雨』
歌詞にとにかく心を奪われたんですが、サウンドも超いい。すごく今っぽいのに、音数つつましくて、100年後に聴いても古びてないと思います。どうやったらつくれるんだろう、こういうの。
PROFILE
吉崎拓也(GOODWARP)
【関連情報】
GOODWARP 3rd One-man Live「今夜がそのとき」
日時:3/16(木)
場所:東京・代官山UNIT
OPEN 19:00/START 19:30
TICKET Adv 3,000 / Door 3,300
OTOEMON FESTA 2017
日時:3/20(月・祝)
場所:大阪 LIVE SQUARE 2nd LINE
出演:GOODWARP / WOMCADOLE / 最終少女ひかさ / すきっ腹に酒 / Bentham / LOCAL CONNECT
OPEN 17:00/START 17:30
TICKET Adv 2,700 / Door 3,200
HTB主催「夢チカLIVE VOL.119」
日時:3/25(土)
場所:北海道 KRAPS HALL
出演:GOODWARP / Swimy / SPiCYSOL / 日食なつこ / HANABOBI
OPEN 17:00/START 17:30
TICKET Adv 2,000 / Door 2,500
<リリース情報>
NOW ON SALE!
Double A Side EP「bravo!bravo!bravo!/ Sweet Darwin」
*アニメ描き下ろしイラスト紙ジャケット仕様
*ポスター&セルフライナーノーツ封入
*プレイパス対応/特典映像ダウンロード付き:「Sweet Darwin」MV(Full Size)
*紙ジャケット仕様 *ポスター&セルフライナーノーツ封入
*プレイパス対応/特典映像ダウンロード付き:「bravo!bravo!bravo!」おまけ付きMV(Full Size)
【Music Video】
GOODWARP『bravo!bravo!bravo!』
GOODWARP『Sweet Darwin』(アニメ「うどんの国の金色毛鞠」EDテーマ)
SHARE
Written by