「ダークサイド」って聞こえはだいぶ暗いイメージ。でも日々生きていれば悲しいこととか切ないこと、ちょっと独りになりたいこととか考え事したいこととか、もちろん落ち込むこととかあるのは当たり前。そんな時、そっとそばにいて寄り添ってくれる音楽を「ダークサイドな音楽」と呼ぶことにします。そうして気がついたらまた、明日に向かっている自分に気がつくのかもしれません。そんなダークサイドな音楽を紹介してくれるのは人工知能に基づいた音楽表現とユーザ・インタフェースの研究に従事する徳井直生さん。
Miles Davis『Ascenseur pour l’échafaud』
愛と欲. 映画「死刑台のエレベータ」のサウンドトラックより. 失意の中、夜のパリをさまよい歩くジャンヌ・モローの姿が哀しくも美しい
Emily King『Down』
愛と喪失と女心. 女性は恋愛に対してこうも分析的なのでしょうか…
松任谷由実(荒井由実)『海を見ていた午後』
愛と思い出の海. 情景描写があまりに美しすぎる名曲. いつかドルフィンでソーダ水を飲んでみたい
Bill Evans & Monica Zetterlund『Om Natten (In the night)』
愛と勘違いの夜. いや、愛は夜の勘違いから生まれる. 歌い出しのOm Nattenが何度聞いても「女って」と聞こえるから、というのはナイショ
Pablo Casals『Song of the Birds』
愛、人間愛. チェロの巨匠カザルスが望郷の思いと世界の平和を願って演奏した、哀切の中に力強い希望を感じる名曲
PROFILE
徳井直生 Nao Tokui(Qosmo)
ライブ・パフォーマンス「欲望する機械(マシン・デジラント)」
(第6回「デジタル・ショック」)
▶︎日時:2月17日(金)開場19:00/開演 19:30
▶︎会場:渋谷WWW
▶︎料金:一般3,500円、前売り・学生・会員3,000円(ドリンク別)
人間とロボットのミュージシャンがコラボレーションするオーディオ・ビジュアル・ライブコンサート。日仏独の三カ国のアーティストが集結します。
▶︎出演:Qosmo AI DJ + Nao Tokui (Back to Back set) / Visualization : Shoya Dozono, Sonic Robots (Moritz Simon Geist), David Letellier (a.k.a Kangding Ray), and more
▶︎主催:アンスティチュ・フランセ東京
▶︎共催:東京ドイツ文化センター
▶︎協力:株式会社 Qosmo
▶︎web:http://www.institutfrancais.jp/tokyo/events-manager/live-machine/
▶︎お問い合わせ:アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
www.institutfrancais.jp/Tokyo
▶︎チケット取り扱い:Peatix http://digitalchoclivemachine.peatix.com/
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