「ダークサイド」って聞こえはだいぶ暗いイメージ。でも日々生きていれば悲しいこととか切ないこと、ちょっと独りになりたいこととか考え事したいこととか、もちろん落ち込むこととかあるのは当たり前。そんな時、そっとそばにいて寄り添ってくれる音楽を「ダークサイドな音楽」と呼ぶことにします。そうして気がついたらまた、明日に向かっている自分に気がつくのかもしれません。そんなダークサイドな音楽を紹介してくれるのは”マジック・ヴォイス”と表現される透明感あるまっすぐで存在感のある歌声をもつ南波志帆さんのMIXTAPEです。
それでも世界が続くなら『水色の反撃』
突き放すようで、実はすごく優しい。この距離感が心地よくて、なにもかもが嫌になっていた10代の頃によく聴きました。歌詞がすごい。ほんとうの意味で希望的。
yahyel『Alone』
この曲も収録されているニューアルバム「Flesh and Blood」がそれはそれは素晴らしくて、いまのヘビロテです。空気が冷たい、曇り空の日によく似合う。ずぶずぶに潜ってしまうようで、ある種の畏怖を感じます。それくらい心を持っていかれます。
androp『Kaonashi』
圧倒的な絶望が綺麗で、心の琴線に触れる曲。知らなかったandropの顔にゾクゾクしました。好き。
PROFILE
南波志帆
軸となる音楽活動に加え、ロッテガム「Fit's」のCM歌唱やラジオDJを務めるなど多方面で活躍中。
彼女の凛とした佇まい、まっすぐで存在感のある歌声は数多くのミュージシャンとクリエイターを魅了し、今後の動向に注目が集まっている。
12月にヘッドフォン付シングルとしてリリースのあった「真夜中のヘッドフォン」が、待望の2曲入りシングルとしてのリリースが決定いたしました。
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