3月はこれまでの場所から巣立ち、旅立つ季節。今いる場所から飛び立ったあとには、これからの人たちが控えています。たとえば、自分の身が滅びてこの世から消えてしまったら? そうなったとしても自分のあとを生きる人たちに必ず聴いて欲しい、ずっと残して伝えていきたい。大切な音楽を、次の人たちへバトンを渡すように伝えていきたい。そんな「バトンミュージック」のプレイリスト。
そんな「バトンミュージック」を紹介してくれるのは、華奢な体、小さな顔に大きな目、見た目とは相反するザラッとした声で世の中のファンタジーと圧倒的なリアルを歌うロザリーナさんのMIXTAPEです。
Tracy Chapman『Fast Car』
歌詞、声が素晴らしい。
高いkeyで叫んで感情を訴える歌い方がすきだったけどこの曲を聞いてそれだけじゃないことを学びました。
Bon Iver『Skinny Love』
ギターの独特なチューニングがとても良い。
歌詞がとても曖昧なのに形のない感情が、そのままこんなにも上手く簡単な言葉で表現で来てて素晴らしいと思う。
OWL CITY『FIREFLIES』
アレンジと美しいメロディ、ヴォーカルの在り方、楽曲としての世界観、こんなアーティストになりたいと思った。
Akeboshi『WIND』
何度聞いてもずっと魅力的な違和感があって、ある日友達と何度も聞きながら考えたところ、5拍子だったのです。深夜3時頃それが分かったのが嬉しくて友達とハイテンションでひたすら5を数えました。
Coldplay『The Scientist』
これはMVがとても印象的でした。
リスナーの想像力を掻き立てられる映像と歌詞のリンク、やられた!って思いました。
PROFILE
ロザリーナ
華奢な体、小さな顔に大きな目、見た目とは相反するザラッとした声で世の中のファンタジーと圧倒的なリアルを歌う。
ロザリーナの才能に魅了され西野亮博は大ベストセラー「えんとつ町のプペル」album「ロザリーナ」のコラボを提案。
◼︎西野亮廣氏
「大ファンです。ときどき彼女の歌の世界に逃げ込んでは、救われ、そして、その圧倒的な才能に嫉妬します。」
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