2017年6月17日、幕張メッセイベントホールにて 「清 竜人25 ラスト♡コンサート」 が開催されました。
「電光石火のスケベ」 清竜人が、ひきこもごもの3年間のフィナーレについに夫人たちとの正式な結婚式を挙げるとあり、会場は各地からの出席者で埋め尽くされました。
清竜人と夫人たちによる、愛と幸せに満ち溢れた合計四時間にも渡る結婚式の模様をお届けします。
清家の皆さん、本当におめでとうございます!
清 竜人25ラスト♡コンサートのはじまり。夫人の指に光る結婚指輪
ラスト♡コンサート開演直前の幕張メッセイベントホール。
ドレスコードは設定されておらず、普段着の出席者もいれば、ドレスを身にまとった女性の参加者も居ました。
筆者は、最寄駅から会場へと移動する途中「ああ、まだ心の準備ができてない……。どうしよう……」と嘆きの声を上げるファンの姿を目にしました。
彼はもしかしたら「それは叶わない恋である」と分かっていながらも、ひそかに清家の夫人に恋心を抱いていた一人なのかもしれません。
開演時刻を回り、いよいよライブがスタート。
式の厳かなムードを高めるように、チェンバロが流れる場内に竜人と夫人たちが姿を見せます。
ステージの奥から長い階段を降りてきた 咲乃夫人、亜美夫人、美咲夫人、可恩夫人、優華夫人 の薬指に竜人は結婚指輪を嵌めていきます。
竜人は、夫人たちの名前を一人ずつ口にし「心から愛してます」と堂々と宣言、デビューシングル「Will♡You♡Marry♡Me?」のパフォーマンスが始まりました。
「結婚」という人生最高の日を迎えた六人の姿には、所謂「解散ライブ」「ラストライブ」に漂うような悲壮感やもの悲しさは無く、「この日を迎えることができて、本当によかった」という充足感がありました。
「Call♡Me♡Baby」の曲中では、竜人が夫人たち一人ひとりとハグし、頬にキスをしていきます。
四時間のライブ中、仲睦まじい竜人と夫人たちは度々キスを披露しました。もしかしたら、一回のライブ中に行われたキス回数の世界記録を更新したかもしれません。
ステージにはバニーガールたちも登場し、ダンスと刺激的な衣装で場を盛り上げていきます。
ほんの少し前まではチェンバロが流れていた結婚式場に、清 竜人25のファンキーかつポップなサウンドが響き渡ると、その場は「結婚式場」であると同時に、唯一無二の「ダンスフロア」といった様相へと変わります。
清家夫人たちの秘蔵オーディション映像を大放出!
ライブ中には、ステージ両脇の巨大スクリーンを使い、清 竜人25の活動を振り返るヒストリー映像もオンエアされました。
特に場内を沸かせたのは、清 竜人25のメンバーオーディションにて行われた個人面接をとらえた映像。
わずか数年前に撮影された映像でありながら、夫人たちの顔つきにはどこかあどけなさが残っており、三年間がどれだけ濃厚で充実したものであったのかを感じさせます。
夫人と過ごした三年間は、竜人にも変化を与えた様子です。
結婚式の壇上に立つ竜人は、三年前の竜人に比べるとずっと表情が柔らかく、振る舞いからは夫人たち、そしてファンへの愛の深さがにじみだすようでした。
亜美夫人はオーディション映像が公にオンエアされることに気恥ずかしさを覚えているようでした。
「この映像、オーディションの審査用にしか使わないって聞いてたのに!ひょっとして、いまもまだ審査中なのかな?」
咲乃夫人は、併せて流された平安神宮でのライブが強く印象に残っているとのことでした。
「平安神宮でのライブは、清に姓が変わって最初のライブで。自己紹介のとき、”(旧姓)咲乃です!”って自己紹介しちゃった(笑)」
いままでは婚約者だった?
MCではラスト♡コンサートが、6月開催となったことにちなみ”結婚”に関する話題も飛び出しました。
亜美「ジューンブライドということで、竜人君から”ジューンブライド”という言葉をMCに組み込むように言われて(笑)」
夫人たちの間からは、ライブが”指輪をもらう”儀式から始まったことに対し、「いままでは何だったんだろう?」とツッコミの声も上がりました。
亜美「いままでは(※夫人ではなく)婚約者だったのかな?ひどい!(笑)」
ライブ前半には、人気曲「Christmas♡Symphony」も披露されました。
本来はクリスマス・ソングであることから咲乃夫人が「真夏だけど、聴いてください。Christmas♡Symphony」とMCすると、ほかの夫人からは「真夏?真夏かあ」とすかさずツッコミが入ります。
こうしたちょっとしたやり取りからも、メンバーの仲の良さが伝わってくることこそ、やはり清 竜人25の最大の魅力の一つです。
竜人と亜美夫人がキス!
今回のコンサートの目玉の一つが、ライブ中盤に用意された竜人と夫人たち一人一人とのデュエットです。
2016年の中野サンプラザでのホールコンサート向けに用意された、各夫人とのデュエットソング。
亜美夫人とのデュエットでは曲中、竜人と亜美夫人が階段に腰を下ろし、キスをする一幕もありました。
マイクで拡大されたキスの音が観客の耳に届き、客席からは二人を祝福するように拍手や歓声が上がりました。
圧巻のパフォーマンスを見せたのが、可恩夫人です。
生音でレコーディングされた「アバンチュールしようよ♡」等の曲とは異なり、可恩夫人のデュエット曲「譲れない…
In My Heart…♡」は打ち込みによる楽曲です。
完成度の高いバックトラックと可恩夫人のハイトーンのボーカルは非常に相性が良く、声量もあり、観客を圧倒するパワーを放っていました。
きゃりーぱみゅぱみゅ、ももいろクローバーZらからのビデオレター
清竜人と夫人らがついに結婚するとのことで、会場には上坂すみれ、きゃりーぱみゅぱみゅ、ももいろクローバーZといったアーティストらからお祝いのコメントが寄せられました。
ももいろクローバーZの玉井詩織からは「裏ではシャイな竜人くんだけど、ステージでは女性の扱いが巧い!」との愛のあるツッコミが入りました。
ちなみにビデオレターを寄せたアーティストは、やはり全員女性でした。美しい女性らを一挙に妻に迎え、その結婚を数多くの女性アーティストに祝福される。
清竜人にとって、6月17日は人生最良の日だったに違いないでしょう。
清 竜人25は家族でした
モノトーンをベースに、背に真っ赤なハートマークを取り付けたワンピースの衣装を着用し、再びステージに登場した夫人たち。よく見ると、生地には「Ryujin」の文字がいたるところにプリントされていました。
ラスト♡コンサートで披露された楽曲の中でも、とりわけレアな一曲が「鬼の目にもナ♡ミ♡ダ♡」でした。
第七夫人・清優華加入以来、一度もステージで披露されたことが無かったという同曲。初期メンバーも「鬼の目にもナ♡ミ♡ダ♡」は四回程度しか歌ったことはなかったそう。
「清 竜人25、解散します。ごめんね」という台詞を含む、グループの解散を歌った曲「25♡」では咲乃夫人が目に涙を浮かべ、MCで「緊張しちゃった……。やだよね、この曲」と語りました。
ライブの終盤には、夫人ひとり一人の挨拶がありました。
亜美「言葉が見つからなくて、”ありがとう”しか出てきません。25に素敵なエンディングが用意されているとは思っていませんでした。ファンの方々のおかげです。清亜美になれて幸せでした」
美咲夫人は”シンデレラストーリー”という言葉を使い、清 竜人25としての活動を振り返りました。
美咲「25に入るまで、普通の大学生で。三年前まで(アイドルとしてステージに立つことは)考えられませんでした。今日、パパが初めてライブを見に来てくれて。パパ、見てくれてありがとう」
可恩夫人は「小学生のころからアイドルになるのが夢だったので、その夢をかなえてくれた竜人くんに感謝してます」と語りました。
可恩「25は家族なんです。ファンの方も家族です。そういう人と沢山出会えて、幸せでした。私は集団行動が苦手なまま生きてきたので、家族と出会えて本当に良かったです」
この子たちが大好きでした
ラストソングを前に、竜人から「悲喜こもごもの三年間だったと思います」との言葉がありました。
「正直なところ、この子たちが自分の姓を名乗って活動してくれるだけで十分にうれしかったです。ライブや取材で自己紹介しているのを聞くと、内心”かわいいな”と思ってました。揉めることも、ストレスをためることもあったと思います。でも、それさえも愛おしかった」
「僕から妻たちへの言葉にできない大きな愛、そして僕たちから皆さんへの伝えきれない愛をこめて歌います。清 竜人25は夢ではありませんでした。現実でもありません。清 竜人25は清 竜人25でしかありません。世界中どこを探してもここにしかない、愛の形を焼き付けていってください」と述べ、竜人はピアノの前に腰を下ろしました。
そして「ボーイ・アンド・ガール・ラヴ・ソング」を歌い上げ、清 竜人25のラスト♡コンサートの幕が下りました。
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