暖かい日が続いて、そろそろ夏に向けての準備を始める頃。暑い夏のビーチのお供に、爽やかな色味とタフな質感が魅力の、デニムを使ったアイテムはいかがでしょう。今回は、古着のデニムを用いたリメイクアイテムを発信するブランド〈letters〉(レターズ)のアイテムをご紹介します。
はじまりは一人の女性との出会いから
〈Letters〉は、50年以上にわたって縫製職人として活躍してきた一人の女性との出会いからスタートしました。「古着を使ってサーフボードケースを作りたい」と彼女に依頼したことがきっかけとなり、リメイクにこだわった商品作りが始まったそう。
「ありとあらゆるモノで溢れる現代、一般的になかなか価値のつきにくいモノにも数え切れないほどの物語が詰まっている」と〈letters〉は考えます。古着独特のキズや汚れ、日焼けで色褪せてしまった生地。それらすべてを“letters=手紙”として分解・再構築し、熟練した職人による縫製で一つ一つ丁寧に仕上げ、世の中に一つしかない商品として生み出しているのです。
〈Letters〉の商品第一弾としてまず作られたのが、古着の生地を使ったオリジナルのサーフボードケース。
デニムやコーデュロイの生地を丁寧につなぎ合わせたこのケースは、あえて違う素材や色を組み合わせることでパッと目を引くデザインに。手作りならではの温もりを持った、世界に一つだけの特別なアイテムです。
普通のケースに飽きてしまったサーファーのみなさんは、海で絶対に他の人と被らないこのケースを要チェックです!
ビーチだけでなくタウンユースにも
サーフボードのほかに、普段使いにぴったりなアパレルアイテムも多数ラインナップ。
サーフボードに取り付けるフィンの形をしたポーチは、表と裏で別の生地を使用したもの。バッグインバッグやポーチとして使うのはもちろん、大きいサイズのものは実際にサーフィン用のフィンを収納することもできます。
ころんとした丸い形が可愛らしい巾着バッグ。マチが付いていて開け口が広いので、コンパクトながらに収納力も抜群です。細部にコーデュロイ生地を取り入れることで、季節感のある、コーディネートと合わせやすいデザインに。
古着のブラックコーデュロイを使用した6パネルキャップは、色褪せ具合やピッチの太さの違う生地を各パーツに使用したもの。サイズを調整できるバックルにはレザーを使用し、カジュアルな中に重厚感のあるデザインに仕上がっています。コーデュロイのほかに、デニムを用いたものも。
お部屋の中にも個性的なリメイクアイテムを
数色のコーデュロイとデニムを組み合わせたティシュボックスカバーは、裏地にまでデニムを使用した〈letters〉こだわりの一品。使えば使うほど味が出てきて、空間によく馴染んでくれます。
デニムならではの存在感を持ったこのクッションカバーは、色味の違う4枚のデニムを使って作られたもの。“赤耳”と呼ばれるデニムのセルビッジ部分をアクセントとして取り入れているのにも注目です。
世界に一つだけのお気に入りアイテムを見つけてみよう
種類の違う生地を使用したこだわりのデザインで、一つ一つ丁寧に作り上げられた〈letters〉のアイテム。使っているうちにますます味が出てくる、経年変化も魅力のひとつです。ぜひ、お気に入りを手に入れて愛用してみてくださいね!
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