最後の一年間は体育でずっとそんなヤンキー達とバスケットボールをやり続けるという一年だった。
そのヤンキーは自由に遊び始めて先生の説教だけで授業が潰れるなんてのはしばしばあったし、結局みんな初対面なので人見知りでペアでの練習なんかはぎこちなく動くしかできない、役に立たなくてはいけないと思うけれど運動神経もいいわけではないので、試合なんかあった日にはあまり目立たぬよう「俺は黒子だ、もはや無だ」と思うしかなかった。
何か邪魔な動きをすれば僕の何倍もでかいヤンキー達に何されるか分かったものじゃない!
できるだけ危害を与えない、これが唯一の対策!
作戦はNO迷惑!これ絶対!体育だけじゃない、数学の授業かで一番前の席に座っているヤツが先生にちょっかいかけてまるまる授業はなくなった。
あの時のちょっかいかけるヤツの今の俺無双じゃね?って感じは本当に見てて嫌になる、でもそれも慣れてくるほど日常茶飯事、、、。
もう無法地帯でした、あの場所にいたからこそわかる、なんて自分には力のないんだろうと思えた、だからこそ北斗の拳のラオウのような絶対的な王が必要だったのかなと最近になって思う。
あれほどの力任せに全員を従えていたら誰一人調子に乗る事もなく過ごせていたのかもしれない。
弱肉強食という言葉が似合う学校という檻の中でもはやライオンやトラやヒョウばっかりの中僕ら草食動物はどうしようもないからこそBOSSが必要だと思った。
結局は救世主なんてのも現れずにただひたすら耐えに耐えるしかなかった、未だに行くのが億劫で卒業証書はもらえてない,学生書もまだ持ってしまってる状況。。。
心優しいい人さえいればよかったのになぁっと今は思い返しながら一人で思い出にツッコミを入れていくしかない。
トキのような大らかな心の持ち主に僕はなりたいし、あんな地獄の中には光が必要だ!
とかそれらしく言っておきますw
でもその学校の授業で劇団四季のライオンキングを観に行く授業があり生徒は固まって端での席で観ていたんですが、同じ班で席が隣の女の人は薬指に指輪をしていてなんともいけないことをしているような気になって想像だけが膨らみライオンキングどころではなくてその授業の単位はやっぱり落としました!
もうあんなインペリアルダウンの牢獄みたいなところは嫌だ!
今最高!
以上!
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