1年の締めくくりに2020年にTikTokで流行った人気曲を紹介します
若者を中心に絶大な人気を誇っているTikTok。2020年は新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛に伴い、これまで以上にTikTokへの需要が高まった年でしたよね。今年もTikTokをきっかけに、最新曲のみならず過去曲までもが注目されるというケースが多数見られ、もはやTikTokは若者のトレンドを映し出すプラットフォームにとどまりません。今回は、2020年にTikTokでバズった楽曲を紹介していきます。
一度は耳にした曲があるかも?2020年TikTokでバズった楽曲
瑛人「香水」
いまや「紅白歌合戦」への出場も決定するなど、2020年の音楽シーンを席巻したアーティストといえば瑛人でしょう。2019年4月にリリースされた「香水」は、発売当初は注目されていなかったのですが、2020年に入りTikTokのカバー動画をきっかけにSNSを中心に拡散され、大ブレイクを果たしました。楽曲は聴いたことないけれど、「ドルチェ&ガッバーナのその香水のせいだよ」という印象的なフレーズだけは聴いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。TikTokだけではなく、YouTubeでもチョコレートプラネットや四千頭身といった芸人が本家のMVに寄せたカバー動画を公開しており、人気を集めています。現在「香水」のMVは1.3億回を突破し、まさに2020年を代表するヒットソングに数えられます。
Reol「第六感」
マルチクリエーター・Reolが2020年7月にリリースした「第六感」もまたTikTokで人気に火がついた楽曲のひとつ。この楽曲はビルボードジャパンのチャートでも首位を獲得するなど、自身最大のヒット曲となりました。TikTokでは手や指を使ったフィンガー・ダンスが人気となっており、アイドルやインフルエンサーを中心に芸能人も数多く投稿しています。サビに代表されるキャッチーなメロディや小刻みに揺れるリズムのある楽曲のため、TikTokのようなショートムービーにはぴったりと言えるでしょう。
ひらめ「ポケットからきゅんです!」
TikTokを中心にYouTubeでも動画投稿をしているシンガーソングライターのひらめによる楽曲。今年のコロナ禍でデビューしたひらめは、2020年6月に投稿した「ポケットからきゅんです!」でいきなり大ブレイクを果たし、1か月で数億もの再生回数を記録。ヒット要因としては、平易で共感性の高い恋愛を題材にした歌詞と「きゅんです」というキャッチーなフレーズが若い女性を中心に支持されたことが大きいと思います。12月に発表された「TikTok流行語2020」で「#きゅんです」が大賞を受賞し、今年のTikTokシーンを代表するトレンドの楽曲です。
ロイ-RöE-「チャイナアドバイス」
2018年10月、ゲスの極み乙女。のちゃんMARIがプロデュースした「ウカ*」でデビューしたロイ-RöE-。同曲は相対性理論の楽曲である「チャイナアドバイス」のカバー。ロイ-RöE-のカバーも原曲に劣らず非常にカッコいいアレンジになっています。TikTokでも活動を積極的に行っているロイ-RöE-の影響もあり、10年の時を経て相対性理論の楽曲がバズるという現象が起こりました。曲中に繰り返される「やめチャイナ」のフレーズに合わせて、チャイナドレスを着てポーズを決める動画がTikTokでは人気となっています。
フレデリック「オドループ」
ロックバンド・フレデリックが2014年9月にリリースしたミニアルバム『oddloop』に収録された「オドループ」は、再びTikTokでダンス動画を中心に人気を集めており、バズり現象を引き起こしています。元々同曲のMVのシュールなダンスは話題を呼び、バンドの人気曲のひとつでしたが、インフルエンサーのDELIVAがTikTokに投稿したダンス動画のヒットなどで再注目されるようになりました。
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