「どうやら僕って危ないらしいです!」
さぁまずは愚痴りますね!
いつもこのコラムを書く前に掌をこすり合わせて「さぁ~何を書きましょうかね?」と考えつつも何も浮かばないままテキストを閉じたり、気づけばyoutubeで動画漁ってたりとネタを探すのが大変で。結局は昔の記憶を辿ることが多いわけで…
最近ライブ終わりに話しかけてもらう時に「KOPERU君のコラムで書いてたこと共感しました!」的な感想をいただく事もあるんですが…。
いや本当か?と疑いたくもなるんですよね、「自分語りしかしてないはずやのに!」と逆に僕が驚いてるんですから!なので今回、これはなかなか共感とは掛け離れた分野でコラムを書いてみようと思います。
っとその前に今回の記事をこのまま読まれると多分みなさんが思う、ラッパーKOPERUのイメージが崩れると思いますので「もう読んでられない!」っという方は今回のコラムは我慢範囲まででスルーしてください!
なんか僕は危ないらしい…
最近になってよく周りの友人からお前はサイコパスと言われる事があります!それはもちろん冷やかしの範囲内でしょうけどね、本物のサイコパスの人が聞いたら僕の思想なんてのはきっと鼻で笑われるほどの事でしょう。今までは自分のキャラとしてだったのですが、ここ最近本当の所はどうなんだろう?と思い今回はだからそうなったんだろうなという経緯を思い返しながらコラムを書こうと思います。
まずは幼稚園生の頃、兄の部屋に忍び込みジャンプにヤンマガなどの週刊誌や月刊誌から、ごくまれに観るにはまだ早いエロ本までと無造作に置いてある兄の部屋に眠る宝を手に取り、大人の仲間入りをしたかのように、でも意味もわからずただ食い入るように読んでいた。それから小中学生の頃、放課後に古本屋で漫画を読むのが日課になっていた時期があって、その時にみんなはNARUTOやワンピースなどの少年漫画を読んでいるのに僕は店の奥の方にあるホラー漫画やグロテスクな表現が多く含まれてるものを好んで読んでいた。
自分でもこういうのは気持ちが悪い、と思いつつも怖いもの見たさとなぜかドキドキするスリル感を味わいたくなって選んでいたのが「殺し屋1」「うずまき」「バトルロワイヤル」この三つはマストで読んでいた。エロにグラテスクそしてどうやっても小中学生では思いつかないような発想がその頃の自分のモヤモヤとあった感情をスッと綺麗に浄化されていたような気がしたんです。そんな事は周りには言えませんから、この経験は誰にも言えないまま心の奥底に封印していました。
それから青年と言われる年齢になり、ラップをやり始めラッパーの仲間が増えて特殊な趣味趣向を持った集団、梅田サイファーに行くようになり、そこではなぜか途中僕は腹黒いっていうキャラになっていた…。まぁ今でもそうなのかもしれないですけど。そして腹黒いキャラからドSキャラに変わるまではそう時間はかからなかったと思います。何やら僕の中で、心から尊敬と信頼を置いている人とお酒を飲んで酔っ払うとビンタしてしまうという癖があったんです!
「大好きなんだよこの野郎!」と心の中で叫びながらビンタ
「一生仲間でいてくれよなこの野郎!」と心の中で叫びながらビンタ
これは次の日には罪悪感で自分が死にたくなって、謝罪の連絡などよくしてました…。今思ってもただの面倒くさい酔っ払いじゃねーかって話ですが。
ちょうどその癖も徐々に操れるようになってきた頃(大人の諸先輩がたが飲みの席にいる事が多くなりビンタなんてできなくなってきたんですよね)、僕はカニバリズムついて調べてみたり、猟奇的な事件について調べてみたりしていて…。これは本当に実行してみたいとかではなく、アブナイ思想に触れてみたいというか…。
ちょっとそういう世界を外から覗いてみたいと思っただけで大丈夫です!
安全です!
今でもそのハラハラするスリル感のある事などは大好きで満喫なんかに行くとついそういう漫画を読んでしまったりと今だにあの頃のスタンスは抜けないようです。
最近、カニバリズムを題材にストーリーテーリングで表現した作品が一曲ありまして、ライブでもやる時もあるんですが場所は選んでます。その曲は自分の想像した話をそのまま詰め込んでるんですが、今の所自分の作品の中で一番好きな曲でして。また聴く機会があれば聴いてやってください!
この曲ができてから聴いたり歌ったりしているうちに次にこんな事を考えるようになってきたのです。
「想像と現実のギリギリのできるかできないかの所ってなんなんやろう?」
「破壊してどこまで残してたら生を保てるのか」
「精神的に追い込んで追い込んでどん底の時にどういう反応になるのか」
だったり。
みんな気にならないですか?
あくまでもこういう事考えて僕は性的興奮する訳じゃないですからね!
そこだけは抑えといてください!
気になるなぁって疑問の話ですからね!
なんか今のテレビ番組なんかではそういう描写はカットされたり、アニメでさえグロテスクなものは黒く塗りつぶされてる時代に、ダメなものをダメだ!観てはいけない!そんな事を考えてもいけないというのはものすごく自分の可能性を気付かないうちに自分たちで殺してしまっているんですよ!
今回は僕の思想ですが、アブノーマルだろうと迷惑はかけずに節度を持って想像するぶんにはいいんではないでしょうか?
なんか間違ってます??
読者の方でカンセラーの方がいらっしゃいましたら一度見て欲しいです!
以上
KOPERU & ISSEI / プレッシャーヒーロー (Music Video)
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