2016年9月17日、18日、19日の3日間、東京・お台場特設会場にて開催される、都市型ダンスミュージックフェスティバル「ULTRA JAPAN 2016」。
3回目の開催となる今年はなんと12万人の動員が予定されており、チケットはソールドアウト。年々動員も勢いもものすごい角度であがり続けている国内要注目のフェスのひとつだ。
「ULTRA JAPAN」の立役者として有名なのが、俳優として活動している小橋賢児。語学留学先のアメリカでの「ULTRA MUSIC FESTIVAL」との運命的な出会いから、その日本上陸版「ULTRA JAPAN」のクリエイティブディレクターに就任。現在まで続くイベントを支え続けている。ここまで規模が拡大したのも、尽力するスタッフの力がとても大きいだろう。
ラインナップはdeadmau5、banvox、KNIFE PARTY、DUBFIRE、Hardwell、TAKKYU ISHINO、Martin Garrix、DJ SNAKE、Tiesto、Marshmelloなど今年もとんでもなく豪華な面子となっている。今回MEETIAではそんな「ULTRA JAPAN 2016」を特集、特にイベント前に押さえておきたいおすすめの国内・国外アーティストをピックアップしてみた。ぜひ予習に活用して欲しい。
FINAL LINEUP and DAILY TIME SCHEDULE COMPLETED!
ファイナルラインナップとタイムスケジュールが発表!!
《TICKETS 》
>https://t.co/9CIUjAFnxq pic.twitter.com/viRBcXU7pA— Ultra Japan (@ultrajapan) 2016年8月18日
1.大きなネズミの被り物、1年半ぶりの来日公演となるdeadmau5
昨年の「FUJI ROCK FESTIVAL」以来おおよそ1年半ぶりの来日公演となるdeadmau5。彼のトレードマークは、まるでディズニーランドのキャラクターをパロディーにしたかのような大きな耳を持つネズミの被り物。ジョエル・トーマス・ジマーマンのプロジェクトで、死んだネズミをパソコンの中で見つけたことからその名がつけられた。
彼の楽曲は、基本的にはBPM120ほどのハウスミュージックがサウンドの特徴となっている。同じモチーフのメロディーが繰り返され、7分、8分と比較的長い曲が多い。しかし、ただ長くて単調なわけではなく、こだわってつくられたキック・スネア・ハイハットの絶妙なビートに美しいメロディーがのることにより、心地よくダンスを楽しむことができる。特にキックの音は”心臓にくるような”カチッとしたサウンドで、deadmau5のもっとも大きな魅力のひとつとなっている。入門編としては、ベストアルバム「5 years of mau5」がリリースされているので、こちらをチェックすれば主要な曲は一通り押さえられるだろう。
2.今年もメインステージに登場!日本を代表するトラックメイカー・banvox
もはや日本を代表するサウンドをつくるトラックメイカーとしてその存在感を日に日に増してきているbanvoxが、今年も「ULTRA JAPAN」にやってくる。それも、やはり彼に似合うメインステージだ。Maltine Recordsからリリースされた「Intense Electro Disco」(http://maltinerecords.cs8.biz/102.html)を聴いたときの衝撃は今でも忘れられないし、最近リリースされた、韓国のトラックメイカーNorやAireとのコラボ作品もとにかく素晴らしいものだった。
banvoxはとにかくドロップがかっこいい。「Summer」や、さきほどあげたNorとの楽曲「Flux」は特に聴いてほしい攻撃的なドロップを持つ楽曲だ。日本にこんなにかっこいいドロップをつくれるトラックメイカーはほぼいないだろう。彼の出番は3日目の1番手となっているので、ぜひその目と耳に焼き付けてほしい。
3.「Lean On」はYoutubeで16億再生、常に最先端のサウンドを追い求めるDJ SNAKE
Major Lazerとのコラボ楽曲「Lean On (feat. MØ)」がYoutubeで現在までに16億再生。ジャスティン・ビーバーを迎えた「Let Me Love You」など次々にヒットを連発し、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのDJ SNAKE。一度は彼の楽曲を耳にしたことがある人も多いだろう。「ULTRA JAPAN」には2015年も出演していたので、2年連続のヘッドライナー抜擢となった。
2016年8月にデビューアルバム「Encore」を出したばかりなので、このアルバムからプレイされる楽曲が今回は多いかもしれない。トロピカルハウスを取り入れた「Talk ft. George Maple」「Middle ft. Bipolar Sunshine」などは要注目だ。アルバム全体を通して、常に先を見据える彼のサウンドを堪能できる1枚となっているので、イベント前に一通り聴いてみて欲しい。
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