1995年、横浜のとある高校に通っていた同級生どうしで結成したSPECIAL OTHERSは、ドラムの宮原TOYIN良太、ベースの又吉SEGUN優也、ギターの柳下DAYO武史、そしてキーボードの芹澤REMI優真の4人組ジャムバンドだ。穏やかな気持ちになれる心地よいサウンドは一躍有名になり、今では夏フェスの常連だ。そんなSPECIAL OTHERSの魅力溢れる楽曲をご紹介しよう。
各楽器の魅力がつまりにつまったAIMS、1日のスタートに聴きたい一曲
流れるような爽やかさ、飽きることのない変調、様々な要素が「AIMS」一曲に詰まっている。ぜひとも朝起きたら聞いてみてほしい曲だ。この曲で朝を迎えればなんだか1日が素敵なものになるようなそんな魅力が詰まっている。変調し、テンポアップしても激しくなくどこか優しく心地よいサウンドは多くの人になじむのではないだろうか。楽器ごとに違う動きなのに、一体感があり一つの曲になっている。このグルーブ感は学生時代から長年絆を積み上げてきた4人にしか出せないものだ。曲から互いを信じ委ねあって音楽を楽しんでいることが伝わって来る。ここまでグルーブ感にこだわっているからこそ、人々を魅せることができる曲を作り出すことができるのだろう。
意味は何なのか、ファンの間でも疑問を呼んでいるLaurentech
「Laurentech」どんな意味を持っているのかと思った人は少なくないのではないだろうか。実はこのLaurentechは英語でもフランス語でもなく造語。「何でもない」という意味が込められているんだそう。ほとんど歌詞のないこの曲は「you give me what I am you know it is Laurentech」という歌詞が唯一登場する。この歌詞の意味はファンの間でも波紋を呼んでおり、わからないという声が多数上がっているそうだ。このようなつかみどころのない奥深さもまたSPECIAL OTHESにはまってしまう魅力の一つだ。クリアーなサウンドかつポップさを兼ね揃えたこの曲は一度聞けば頭で何回もリピートされてしまう癖のある曲。思わず口ずさんでしまうような依存性がある。
Uncle Johnはどこか懐かしい心温まるエモーショナルソング
どこか懐かしいエモーショナルな一曲「Uncle John」は芝生などで寝っ転がりながら聴きたいものだ。休日感のある温かい曲で大切な人と一緒に聴くのもオススメだ。安定感のあるベースとドラムの上に、おしゃれなキーボードと透明感のあるギターが乗っかりいつもの重厚感のあるサウンドとなっている。落ち着いた曲調なので、勉強や何か作業をする際のBGMとして流すのも多いにありだろう。
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