次世代のスーパーポップユニットとして話題の「Sugar’s Campaign(シュガーズキャンペーン)」。他のアーティストの楽曲編曲やアメリカでのツアーなど、各々がソロ活動にも精力的だ。その2人が融合した時に生まれ出る音楽の中毒者は数知れず。今回はそんな2人組ユニットSugar’s Campaignについて、結成から現在まで解説して行こう。
Sugar’s Campaignのスーパーポップな魅力とは。
ゲストボーカルを招く形でポップソングを制作する、スーパーポップユニットと名高い「Sugar’s Campaign」。メンバーが高校時代に結成したスリーピースバンドが前進となる、2人組ユニットとして2011年2月に活動を開始した彼ら。現在はライブ活動を中心に様々なアーティストの楽曲編曲やリミックスに携わるなど、多彩な活躍を見せている。現在の活躍のきっかけとなったのが、2012年に動画投稿サイトYouTubeで公開された「ネトカノ」。この楽曲が音楽通の間で話題となり、ネットの後押しもあってかパッケージとしてリリースされてメジャーデビュー。同時期にファーストアルバム「FRIENDS」が発表された。
現在はユニットでの活動だけでなく、それぞれのソロ活動にも注目。
Sugar’s Campaign(以降シュガーズ)のメンバー構成は作曲家であるAvec Avecと、マルチアーティストのSeiho。シュガーズとしての活動はもちろん、各々がソロとしても活躍する実力派ユニットで、Avec Avecはさかいゆう、chay、牧野由依への楽曲の作曲編曲、MINMIやKis-My-Ft2の楽曲のリミックスなど、他のアーティストとの活動も積極的にこなしているのだ。その他、CM音楽を手掛けるなど、多方面でのの活動もみせている。一方のSeihoは、三浦大知のシングル「Cry&Fight」の制作に参加した後、ソロアルバム「Collapse」をリリース。なんとUSツアーを成功させるなど、ソロとしての活動も充実したもののようだ。
前進バンドメンバーの想いから生まれた、楽曲「ホリデイ」の意味。
アルバム「FRIENDS」にも収録されており、ファンの間でも彼らの魅力がたっぷり詰まった楽曲であると人気の「ホリデイ」。実は、シュガーズの前進であるスリーピースバンド時代のメンバーによる歌詞が引用されているのである。せつなさと哀しさと若さと、色々な感情がない交ぜになったその歌詞には、ホリデイ、つまり休日から月曜日に向かっていく様を表しているのだそう。彼らいわく、「生まれてきて死ぬってことを理解してる」という状況を作ることこそが、シュガーズのひとつのテーマとのこと。存在するはずなのに理解できない、また言葉にできないことを表現してくれる。それがシュガーズの中毒性のあるサウンドの人気の秘訣なのかもしれない。現在は2ndアルバム「ママゴト」がリリース。今夏にはワンマンライブも決定するなど、精力的な活動を続けている。そんなシュガーズの今後の活動に期待だ。
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