ロック、ガレージ、R&Bやファンク…60年代〜の、音楽の要素をたっぷりと取り込んで、自分達のロックンロールを確立した人気バンド「THE BAWDIES(ザ・ボゥディーズ)」。小学生時代からの幼なじみである3人と、高校からの同級生、TAXMANで2004年に2004年結成以来、自分達のスタイルを貫き、インディーズバンドでありながらも海外ツアーを行うなど、音楽だけでなくバンドに対する姿勢も破天荒なロックンロールである彼ら。THE BAWDIESを築き上げるまでにどんな事があったのか?
小学生からの幼なじみ! グルーヴ感が良い音楽を生み出した?
THE BAWDIESはVo&BaであるROY、Ga&VoのTAXMAN、Ga&ChoのJIM、Dr&ChoのMARCYの4人組ロックバンドだ。TAXMANは高校時代の同級生。後のメンバーは小学校からの幼なじみであるが、当時から仲は良かったようだ。元々バスケット部でもあった彼らは部活の引退後に物足りなさを感じ、一生懸命になれるモノを探し始めた。そして偶然入ったCDショップのBGMで流れていた音楽こそが、ロックンロールバンドTHE BAWDIESを始めるキッカケとなる。彼らが大きな影響を受けたと語るアーティストは「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」にも選ばれ、ロックンロールの創始者の一人でもあるリトル・リチャードや、チャック・ベリーだと語っている。正真正銘、アメリカのロックンロールの創始者でもあるアーティストに感化されたTHE BAWDIESはロックの申し子なのかもしれない。
青春を共に謳歌したTHE BAWDIESだからこそのチームワーク
元々仲が良かっただけあって、THE BAWDIESの息が合った演奏は聴いていて心地良い。熱い男の称号が良く似合うVo、ROYはメロディーメーカーでもあり、探求熱心でもある(ちなみに所持するレコードの数は3000枚を超えるとか)。ジミヘンが自分のルーツだと語るGa&VoのTAXMANは大人しい性格ではあるものの、念密に計算されたような演奏でバンドにとっての縁の下の力持ちという存在なのでは? Ga&ChoのJIMは中学時代にハイスタのギターに痺れ、音楽の世界へと足を踏み入れたようだ。明るい性格のようで、ファンの間では盛り上げ役としても名高いとか…。自分がバンドをやるだなんて思ってもいなかったDrのMARCYはバンドの音を引っぱり、バンドとしてまとめる重要人物。こうやって見るとTHE BAWDIESは凄くバランスの良いバンドだ。音やセンスだけでなく、このバランスこそが楽しく踊れるカッコイイロックンロールを生み出しているのかもしれない。
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