今年の最新音楽トレンドとなっている“トロピカルハウス”。夏の到来と共に、国内でも「トロピカルハウス」を取り入れるアーティストが急増している。国内のアーティストでは、平井 大、I Don’t Like Mondays、東京女子流などがその要素を取り入れた楽曲をリリースし話題を呼んだことは以前MEETIAでも紹介した。
そんな“トロピカルハウス”を国内でいち早く取り入れたコンピレーションCDの連動プロジェクト、都市型野外パーティー「Tropical Disco」が今注目を集めている。
タレントやモデルなど著名人も注目
2016年5月に産声を上げた「Tropical Disco」、初回のイベントには、タレントやモデルなど多くの著名人も来場した。そんな話題のイベントは早くも第3回目が6日(土)夢の島マリーナで開催された。
毎回テーマを変え様々なクリエイティブで来場者を楽しませてくれる同パーティー。今回のコンセプトは、”Tropical Marina” 。海沿いのマリーナで開催されたパーティーは、好天にも恵まれ、ハーバー越しに沈む最高のサンセットをバックに多くの人が最高の音楽に酔いしれた。
なぜ、今ここまで「Tropical Disco」が注目を集めているのだろうか
「Tropical Disco」はダンスイベントの一種であるが、ダンスイベントといえばここ最近では世界的にブームを巻き起こした”EDM”。爆音で派手な照明演出、爆発的な高揚感を得られるなイベントとは対照的に、Tropical Discoはとてもピースフルでゆったりと音楽と自然と会場の空気を感じれる。それは下記のイベント写真をみてもらえればわかっていただけるだろう。
真夏の午後にぴったりの選曲に合わせる様に、芝生とウッドデッキの上で腰を下ろしながら心地よい雰囲気を満喫する人でフロアーは埋まっていく。
来場者は、アイランドカルチャーのファッションで、海の家に遊びにきているような楽しみ方をしている。
DJだけだはなくバンドも登場
「Tropical Disco」にはDJタイムだけでなくバンドも登場する。
8/6の第3回目の「Tropical Disco」のサンセットタイムに登場したのはスペシャルバンド、alllo(Maya Hatch, James De Barrado, Ren Yokoi)。Justin Beiber「Love Yourself」、Kygo「Firestone」などのカバー曲に加え、オリジナル曲「Ai No Ura」「Am I Here With You」「Don’t Go Home Alone」も披露。バンド生演奏で会場も一体感をさらにましていく。
「Tropical Disco」は、最先端の”音楽”、”夏らしいファッション”、そして”ピースフルな空間”が特徴的だ。
都市型フェスとして昼間だけも十分楽しめるイベントだ。アイランドカルチャー愛好者やオーガニックカルチャー愛好者からも好まれる音楽として今後さらなる注目を集めるであろう「Tropical Disco」は今冬、史上最大規模のイベントを都内で開催することも発表された。“トロピカルハウス”ブームに沸く日本で、「Tropical Disco」が次に仕掛ける“真冬のトロピカルハウス”パーティーに期待が高まる。
【CD情報】
Tropical Disco
2016.07.13 on SALE
AVCD-93449 2500円(税抜)
トロピカルハウスの名曲を詰め込んだ第1弾アルバム。初級編にしてベスト盤というに相応しく、Kygo(カイゴ), Matoma(マトマ), Sam Feldt(サム・フェルド), Thomas Jack(トーマス・ジャック)などシーンを代表するアーティストのヒット曲を網羅した豪華な内容。話題の元気ロケッツ・Heavenly Starのトロピカルハウスリミックスも収録。そしてジャケットを飾るのはイメージモデル・水原佑果!
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