Lenny code fiction(レニーコードフィクション)片桐航×長田果純
新世代の王道ロックバンド「Lenny code fiction」Vo./Gt.の片桐航を、1990年代生まれの同世代フォトグラファーが撮り下ろす連載企画。第3弾は、ファッションの広告やカタログ、ポートレート撮影や映画スチールなどを手がける写真家、長田果純さんによる撮り下ろしです。
Photography_Kasumi Osada
Stylist_Shogo Tachibana
Hair&Makeup_Manami Nakamura
撮影を終えて:
「どこから撮っても絵になるし、写真を撮る側としてはいちばん撮りやすい、自然体を知っていらっしゃる方だなと思いました。容姿が整っているので、かっちりポーズや表情を固めすぎちゃうと決まりすぎてしまうのですが、ほどよいゆるさがあって。事前にアーティスト写真やライブ映像を観ていると、人を寄せ付けないような方かと思っていたのですが、実際にお会いすると、どんな方でもすぐに打ち解けられるような柔らかさを感じました。誰の懐にでも、スーッと入っていけるような。一言で言えば、子犬っぽさというか…(笑)。その片桐さんの柔らかさが写真から滲み出ているといいなと思います」(長田)
「ほんまに、撮影って、人柄がでますね。写真家の皆さん、それぞれ撮り方が見事にちがって、その人らしいロケーションの選び方、撮り方があってすごく面白かったです。今回長田さんに親交のある、とある雑貨屋を用意していただいたのですが、古いカメラとか絵画とかレコードとかがワーっと並んでいて、すごく好きな場所の雰囲気なので写真の仕上がりがものすごく楽しみです。あと、撮影中寝そべったソファが、チバユウスケさん(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT/The Birthday)も撮影で横になったことがあると聞いて、憧れの存在なのでめちゃくちゃ嬉しかった。ソファのカットはぜひ使ってほしいので、まばたきとかで半目に写らないようにがんばりました(笑)。ビルの屋上にも上がらせてもらったのですが、柵がなくてなかなか普段見えない景色が見えて新鮮でした」(片桐)
PROFILE:
片桐航(@wataru_lennycodefictiom)
新世代のスタンダードロックを掻き鳴らす4人組ロックバンド「Lenny code fiction」のVo./Gt. 。2012年前身バンドで「閃光ライオット2012」決勝大会へ進出したことを契機に、「百万石音楽祭」「フェニックスロックフェスティバル」等に出演。2016年8月に「Key -bring it on, my Destiny-」でメジャーデビュー。2017年には「VIVA LA ROCK」「ミリオンロックフェス」「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」「SUMMER SONIC」「イナズマロックフェス」と各地の大型フェスに多数参戦。今年8月22日に4th Single「Make my story」をリリースを、そして11月14日には1st Album「Montage」をリリースする。映画好き。蕎麦打ちがめちゃくちゃうまい。
Instagram
長田果純(@osada_)
1991年生まれ 静岡県出身。14歳の頃、実家の物置小屋から一台のフィルムカメラを発見し、独学で写真を撮り始める。現在はファッションのカタログやポートレート、映画のスチールなどで活躍中。プライベートでは自身の感覚を軸に写真を撮り続けている。彼女を通して切り取られる写真は、その場の空気を含み、ストーリーを想像させる。過去開催した個展には「透明になることは二度とない」「いまは夜のつづき」などがあり、ゆっくりとしたペースで作品の発表を続けている。
osadakasumi.com
Twitter / Instagram
SHARE
Written by