力強さと繊細さを持ち合わせた実力派シンガー、鈴木瑛美子
2015年「全国ゴスペルコンテスト」のボーカル部門で優勝、テレビ朝日「関ジャニ∞のTheモーツァルト 音楽王No.1決定戦」で見せたパフォーマンスから最強アマチュア女子高生の名を手に、そして、現在公開中の映画『恋は雨上がりのように』の主題歌に抜擢された、19歳のゴスペルシンガー鈴木瑛美子(すずきえみこ)。湖池屋のTVCMで見せた身体の奥底から溢れ出る力強い歌声に反響が出るほどです。数々のオファーを尻目に2017年にLINE RECORDSからデビューし、活動の幅を広げてる最中の彼女。これほどまでに、注目される鈴木瑛美子とはどのような人物なのでしょうか。
弱冠19才のゴスペルシンガー! 鈴木瑛美子とは
千葉県出身19歳のゴスペルシンガー、鈴木瑛美子。ゴスペルディレクターの両親と家族が音楽一家ということもあり、小さい頃から音楽と生活を共に過ごしてきました。4歳時には、保育教材のCDに歌手として参加したり、家族のコーラスグループである「スギモト☆ファミリー」としても活動。
昨日はリリースイベントにお越し下さってありがとうございました😄
とても楽しく歌えました!そして、直接皆様に思いを伝えることができたのでとても良い日になりました😊
明日のめざましテレビをご覧ください!#スギモトファミリー pic.twitter.com/LEU8uC7CMh— EMIKO (@05Emk16diva) 2018年1月7日
このように、音楽一家で育ってきた彼女が世間から注目されるきっかけになったのが、2015年「全国ゴスペルコンテスト ゴスペル甲子園2015」のボーカル部門で優勝でした。高校生シンガーとして当時16歳だった彼女に世間の目が注がれることに。そして、その注目が全国的に広まった出来事がテレビ朝日「関ジャニ∞のTheモーツァルト 音楽王No.1決定戦」の「カラオケ王No.1決定戦」で見せた圧巻のパフォーマンスでした。最強アマチュア女子校生と呼ばれるようになったのもこの頃から。
このTV放送による反響から、2017年「湖池屋」のCMに起用。同テーマ曲のFullがYouTubeで142万回もの再生回数を記録しています(2018年6月9日現在)。
これらの活躍から引く手数多だった彼女。2020年東京オリンピックで歌うという夢を叶えるため選んだレーベルが、LINE RECORDSでデビューすることでした。理由として、学業優先しての活動ができるいわば、融通を利かせてくれるレーベルであるということを上げています。学生にとって勉強との両立は大変なことですから、その状況に配慮してくれるレーベルは魅力的ですね。
そして2017年7月、LINE RECORDSから第1弾アーティストとして絢香のカバー曲「みんな空の下」でデビュー。現在公開中の映画『恋は雨上がりのように』の主題歌「フロントメモリー」で鈴木瑛美子×亀田誠治のコンビが実現。神聖かまってちゃんの名曲を素晴らしいアレンジで歌い上げます。
鈴木家は音楽一家!「スギモト☆ファミリー」とは
12/6
本日発売のCDアルバム
「喜びあふれる」
by スギモト☆ファミリーこれが私のルーツ。幼い頃から家族と一緒に歌ってきた曲が沢山入っています。今回こうして大好きな家族とのCDを作ることができて、本当に嬉しく思っています。この寒い冬に心温まる楽曲をお届けっ☺️ pic.twitter.com/oceqG0GrdQ
— EMIKO (@05Emk16diva) 2017年12月6日
音楽一家に生まれたと述べましたが、鈴木瑛美子の家族は、なんと家族全員が音楽経験者なんです。
父・杉本智孝(実名:鈴木智孝)は、1987年の「第18 回世界歌謡音楽祭」に日本代表として出場経験有。ミュージカル「オズの魔法使い」では脚本・演出・振付を担当するなど、多方面で活躍を見せています。現在は、ミュージカルやゴスペル の講師としても活動しています。母の広田恵子は、「カネボウ水着キャンペーンGAL’86」に選ばれ、タレントや女優として活躍。姉の鈴木梨紗子は、保育教材CDに歌手として参加。現在は、歌手としても活動しています。
この音楽一家4人で結成しているコーラスグループが「スギモト☆ファミリー」です。ゴスペルソングを中心に活動し、家族ならではの楽しみながら歌う姿が見れます。家族それぞれが声色が異なるのも特徴が出ていて良いですよね。
鈴木瑛美子の人々を魅了するカバー曲をご紹介
これまで数々のカバー曲を発表している鈴木瑛美子。その素晴らしい歌声をご紹介します!
ゴスペル甲子園2015ではビヨンセの「Listen」をカバー。彼女にとってこの曲は思入れのある曲だそう。16歳とは思えない立ち姿から放たれる歌声に、会場の2000もの人が魅了されました。コメントには「鳥肌がたった」「日本の歌じゃ収まりきらない」などスケールの大きさに賞賛の嵐。その堂々とした佇まいと全身で歌っているかのように感じる歌声には驚きと感動を覚えました。
シェネル「10th Anniversary ALL TIME BEST」を記念して「Happiness」をカバー。本家シェネルの透明感のある透き通った歌声とは異なり、そこに真のある力強い歌声で歌い上げます。これだけの声量はどこから出てるんだ…と(笑)。
湖池屋のCMソングを力強く歌う。「100% SONG」
テレビ朝日「関ジャニ∞のTheモーツァルト 音楽王No.1決定戦」での圧倒的なパフォーマンスで、一挙に注目を集めた彼女が、湖池屋のCMに大抜擢されました。ここでさらに「あの歌声は誰!?」と世間から注目されることになります。
湖池屋とは思えないインパクトのあるCMで、歌詞もTVCMのオリジナルになっており、100%日本産の芋を使用していることを全力で歌う女子校生という中々ないシチュエーションで見入ってしまいます。湖池屋のイメージを刷新するCMになったのではないでしょうか。100%日本産に対する湖池屋の自信も感じます。まさに、湖池屋のイメージ通りの人選でしたね。
こちらは湖池屋のTVCMで使われたもののフルバージョンですが、歌詞が異なっています。「100%日本産の〜」ではなく「100%私だけの歌を歌う」に変更されています。100%で何事にも動じず立ち向かうというとても前向きな歌詞。CMverとは全然違う歌に聞こえますね。
映画『恋雨』の主題歌に抜擢!神聖かまってちゃんのあの曲をカバー
現在絶賛公開中の映画『恋は雨上がりのように』の主題歌「フロントメモリー」を鈴木瑛美子と亀田誠治のコンビでカバー。「フロントメモリー」はもともと神聖かまってちゃんが2014年にリリースした作品ですが、原作者の眉月じゅんが「このマンガのテーマソング」と考えており、今回の映画化を機にこのコラボが実現したそう。
オリジナルと比べると青春映画の主題歌ということもあり、爽快感のあるアレンジに。鈴木瑛美子の普段の力強い歌声はいつもより影を潜め、映画の雰囲気に寄せている印象。時折見せる図太い芯の通った歌声から彼女らしさを垣間見ることができます。爽やかながらメリハリのあるボーカルがオリジナルとは全く異なる楽曲に感じさせてくれます。この動画でも全速力で走るシーンが多く見られるのですが、まさにピッタリな楽曲です!
今、最も注目のゴスペルシンガー、鈴木瑛美子。現在はカバー曲メインでの活動ですが、「フロントメモリー」のアレンジを見ると、幅広いジャンルの楽曲も聴いてみたくなりますよね。いずれは、オリジナル曲のリリースもあるのでしょうか。今後の活躍に期待したいですね。
鈴木瑛美子公式Twitter:https://twitter.com/05Emk16diva
鈴木瑛美子公式Instagram:https://www.instagram.com/emksuzuki/
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