物語のようなストーリー性のある幻想的な歌詞と、少年のようなあどけないカネココウタ(Vo,Gt)の歌声が人気のカフカ。2013年には新たにギターのミウラウチュウが加わり、音楽の幅をさらに広げています。
まずはデビューからの三部作
2008年にカネココウタ、フジイダイシ(Dr)、ヨシミナオヤ(Ba)の3人で結成したカフカ。まずは「例えば、どこにも存在しない世界の物語」をテーマにした三部作として、2008年8月に『Memento.』、2010年2月に『cinema』、2011年8月に『fantasy』を発売しました。カフカとしてこの三部作のイメージがいまだに強く、独特な世界観が強いバンドといった印象を与えています。
「呼吸」をテーマにした二部作
2013年にミウラウチュウが加わり新たに発売されたのが、「呼吸」 をテーマにミニアルバム『呼吸-inhale-』『呼吸-exhale-』です。このミニアルバムは“2つで1つ”という意味の「ツイン・ミニアルバム」と表現されています。ミウラウチュウの参加によりカフカの独特な世界観の印象がガラリと変わり、4ピースバンドとしても音楽の幅がかなり広がりました。
最新作は「東京」がテーマ
2015年9月に発売されたのが、「東京」をテーマにしたアルバム『Tokyo 9 Stories』です。デビュー三部作の「例えば、どこにも存在しない世界の物語」とは真逆の、メンバー達が実際に生きている東京の街が舞台となっています。1曲目に収録されている「She’s like Sofia Coppola」には青山通りが登場したり、ラストに収録されている10曲目のタイトルがズバリ「東京」だったりと、現実味溢れる歌詞で新しいカフカの世界を楽しめます。
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