ヒカキン、セイキンはYouTube人気の火付け役!
いまや日本のYouTubeを代表する兄弟になったヒカキンとセイキン。若年層を中心に絶大な人気を誇っています。彼らは商品紹介動画を中心とし、現在のYouTube人気の火付け役となっています。動画では常に視聴者が「楽しめる」ような工夫がされています。動画外では昨年10月に「HIKAKIN & SEIKIN」名義でダウンロード販売されたシングル曲「雑草」がMステで披露されて話題になりましたね。今回は、若年層を虜にするヒカキン・セイキンを紹介します。
ヒカキン、セイキンとは?
ヒカキン(HIKAKIN)
UUUM所属、国内総登録者数トップを誇るヒカキン。新潟県出身で1989年生まれの28歳です。本名は光で小学生の頃につけられたものだそう。ヒカキンは高校卒業後上京し、スーパーの店員として働いていました。その間、YouTubeに上げたスーパーマリオの音楽をビートボックスで演奏した動画がアメリカの「CBS News」に取り上げられるなど話題となり脚光を浴びることに。2013年5月にシンガポールでエアロスミスと共演し「ウォーク・ディス・ウェイ」を披露。現在はUUUM所属のクリエイターでありながらUUUMの最高顧問も務めています。
さらに先月には、関西コレクションにもYouTuberとして登場。マホトと一緒にランウェイを歩く動画が公開されました。最近のYouTuberの活躍は幅広いですよね。
セイキン(SEIKIN)
セイキンは、ヒカキンの2歳年上の兄であり同じくUUUMに所属するクリエイター。動画の中心は弟と同様商品紹介ですが、「YouTubeテーマソング」を自身で作るなど音楽面にも力を入れています。何と2015年には「Just Do It Now」でソロデビューも果たしています。続いて2016年にはセカンドシングル「Keep Your Head Up」をリリース。本格的に音楽活動を開始しました。
2014年12月に投稿された動画では結婚したことを発表。奥さんはこれまでもカメラを担当していたとのこと。現在は正式に嫁としてゲーム実況動画などで共演していますね。
これだけ世間を賑わせていると2人の年収はいくらなのかというのも気になります。
Mステにも出演!ヒカキン、セイキンと音楽の関係とは?
日本を代表するYouTuberのヒカキン・セイキンですが、2人共通するものはYouTuberでありながらアーティストでもあるということです。ヒカキンの存在が広く知れ渡るようになったのはビートボックスの動画がきっかけであり、セイキンは綺麗な歌声を生かして音楽活動を並行して行なっています。そんな2人が共同で作り上げた作品が「YouTubeテーマソング」と「雑草」です。
「YouTubeテーマソング」は作詞をセイキン、編曲をヒカキンのビートボックスを始めた時期からの知り合いであるTeddyLoidが務めています。この曲は2012年の時点でセイキンが作っていた曲であり、2015年に自主制作という形で発売されました。このアレンジで万人に受け入れられやすくなりましたよね。カラオケでもよく歌われています。
歌詞は、YouTubeの魅力を伝えるものでYouTube上であれば誰でも憧れの主役になれるという思いが込められています。子供達に夢を与える歌でもあるのでしょう。思わず口ずさんでしまう歌詞とキャッチーなメロディが癖になります。
ここでYouTuberのアーティストデビューに対してどうしても批判的な意見が見られるものですが、その意見を払拭したのが、2017年に発売された「雑草」です。
この曲でYouTuber初となるMステ出演が決定。YouTuberが音楽番組に出演するとあって話題を呼びました。MVは兄弟らしく遊び心を取り入れ、破壊力満点のシーンも。ドローンを用いた撮影がされていて、臨場感のあるMVに仕上がっています。どんな状況でも這いあがって見せるといったまさに雑草のような生命力を有した楽曲に勇気付けられた人もいるのではないでしょうか。
音楽にルーツのある2人がこうして音楽活動をしていくのは必然なのかもしれません。
ヒカキン、セイキン、人気の秘訣はエンターテイメント性にある!
ヒカキン、セイキンの動画はターゲットが若年層であるため、いかに分かりやすく楽しんでもらえるのかに重点が置かれています。例えば、笑いのポイントを適切に配置していたり、商品紹介であれば使い方を分かるように伝えたりしています。さらに、視聴者にとって悪影響のある動画には手を出さないということを徹底しています。このように、ヒカキン・セイキンの動画には教育番組のような安心感と安定感がありますよね。この動画に対する姿勢こそが炎上と無縁である理由でもあるのかもしれません。(YouTuberにとって炎上とは隣合わせですから…。)
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