男性ソロアーティストが今面白い。星野源の『恋』はその象徴的な1曲だろう。ぼくのりりっくのぼうよみ、米津玄師、向井太一、シンリズムなどさまざまな才能を持つ人気歌手が数多く生まれている日本の音楽シーンは日に日に面白くなるばかりだ。今回の8選ではそんな男性ソロアーティストにフィーチャー。ぜひお気に入りの楽曲を見つけてみて欲しい。
1.向井太一
洗練され研ぎ澄まされたサウンドはもちろん、声の良さが特に際立っている。初めて彼の歌声を聴いたとき、宇多田ヒカルの『First Love』を始めて聴いたときのような凄まじい衝撃があったのを覚えている。とてつもない才能だ。アルバム『24』は昨年リリースされたが、今後10年、20年と聴き継がれていく作品となるに違いない。
向井太一『SLOW DOWN』(Official Video)
向井太一オフィシャルウェブサイト
2.ぼくのりりっくのぼうよみ
池田エライザ、池田大、吉村界人の若手俳優3人がMVに出演したことでも話題を呼んだ『sub/objective』で鮮烈にデビューし、近年ではドラムンベース的なアプローチの『Be Noble』、夏にぴったりのパーティーチューン『SKY’s the limit』など多彩な角度からファンを増やし続けている。その立ち居地は日本において唯一無二。自身のメディア「Noah’s Ark」を立ち上げるなど、精力的な活動も彼の魅力のひとつ。
ぼくのりりっくのぼうよみ『sub/objective』(Official Video)
ぼくのりりっくのぼうよみオフィシャルウェブサイト
3.米津玄師
楽曲制作、イラスト、動画を全て自ら手がけ、唯一無二の世界観をつくりあげる「変幻自在な存在」。ディスクロージャー、カシミアキャットからスピッツまで、音楽を幅広く聴いている彼がつくる音楽は、日本のヒットチャートだけでなく、世界のヒットチャートとも呼応している。変化を恐れず、彼自身も、彼の音楽も、変わり続けていく。
米津玄師『LOSER』(Official Video)
4.ササノマリイ
暖かでどこか懐かしく優しいサウンドが特徴のササノマリイ。楽曲だけでなく、手作り感、アナログ感あふれるミュージックビデオやジャケットアートワークなど視覚面からのアプローチもとても面白い。先にあげたぼくのりりっくのぼうよみへは、これまでに何曲か楽曲提供もしており、新作『game of life feat. ぼくのりりっくのぼうよみ』では待望のコラボレーションも予定されている。化学反応がとても楽しみだ。
ササノマリイ『M(OTHER)』(Official Video)
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