「ダークサイド」って聞こえはだいぶ暗いイメージ。でも日々生きていれば悲しいこととか切ないこと、ちょっと独りになりたいこととか考え事したいこととか、もちろん落ち込むこととかあるのは当たり前。そんな時、そっとそばにいて寄り添ってくれる音楽を「ダークサイドな音楽」と呼ぶことにします。そうして気がついたらまた、明日に向かっている自分に気がつくのかもしれません。テン年代のシティ・ポップをRISOKYO から TOKYOに向けて発信する男女混成5人組 Awesome City ClubよりマツザカタクミによるMIXTAPEです。
The xx『crystalised』
冬の朝のように、澄んでいて冷たい空気を感じます。そう言えばこの人達も男女のデュエットなんですよね!
宇多田ヒカル 『忘却』
2016年1番聴いた曲かもしれません。見てはいけない他人の心の奥底を覗いてるような気持ち。でも強く引き込まれてしまう。素敵です。
jai paul『jasmine』
イントロから暗闇の中を手探りで歩いているような。ぞわぞわします。そろそろアルバムでないのかなー
the novembers『今日も生きたね』
闇が内包している美しさ。楽曲や活動に一貫してある美意識が大好きです。
have a niceday!『scum park』
僕の中では世界最後の日に近所のスーパーのBGMでかかってそうな音楽。
washedout『it all feels right』
深い深い井戸の底から、微かに見える(光)空を見上げてるような気持ち。
この曲が収録されているアルバムを聴くと、現実から逃避して内向的な世界(ダークサイド)に浸れるんだけど、聴き終える頃には、少しだけ前向きになって現実に帰ってこれる。
PROFILE
Awesome City Club
「架空の街 Awesome City のサウンドトラック」をテーマに、テン年代のシティ・ポップをRISOKYO から TOKYOに向けて発信する男女混成5人組。
2015年ビクターエンタテインメント内レーベル「CONNECTONE」よりデビュー。2016年1月25日、4thアルバム「Awesome City Tracks 4」をリリース。
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