新しい1年が始まりました。エンジン全開な人もスロースターターな人も、これから始まる1年をいろんな思いで過ごしていることでしょう。ミーティアがお送りする2017年1発目のMIX TAPEはズバリ「高まる音楽」。テンションが上がるとか興奮するとかイージーな感じではなく、「高まる」。自分の内側をゴゴゴゴっと大きく突き動かしてくれるような、そんな「高まる音楽」。注目の沖縄出身ラッパーRude-αのMIX TAPE。
#1 UA『ミルクティー』
APPLE MUSICで聴く
「高1の頃にUAのLIVE映像をたまたま観て、人間性や言葉が地球と一体化して音楽になってる感じに衝撃を覚えました。寒い日にベランダでミルクティーとか飲みながら聴きたくなるオススメの曲です。」
#2 Hyukoh『Wi Ing Wi Ing』
「韓国のBandの一曲。どこか切なさを感じさせるメロディーとボーカルのohhyukの掠れた声がマッチしています。田舎者の僕からした大都会の東京をあてもなく歩いてる時とかに聴いてます。」
#3 YoLeYoLe『星降る橋』
「音楽や人間関係で悩んでる時に聴いて、自然と泣いてしまいました。言葉の紡ぎ方が優しくて、忘れかけてたこととか、当たり前にしがちのこととかを、気づかせてくれるような、僕にとって迷った時に答えを教えてくれる曲です。」
#4 Earth wind & fire『september』
「僕がダンスをしてた時に良くショーケースなどで踊ってた曲です。日曜日の朝とかに聴きながら散歩すると、いつも通りの風景が意味のあるものに変わってく気がして楽しくなるんですよね。未だにクラブとかでかかるとテンション上がっちゃいます。」
#5 STUTS『この夜を使いはたして ft. PUNPEE』
「2016年の日本語ラップで1番聴いた曲かもしれません。PUNPEEさんのリリックって何故だか分からないんだけど、オシャレというかスタイリッシュというか、凄くカッコ良くて、STUTSさんのビートとバッチリはまってて1つの絵みたいに東京の街の夜明けの風景が目に見えるように浮かんできます。」
#6 ブルーハーツ『終わらない歌』
「青春の歌です。夜な夜な窓から抜け出してクラブでラップしてて、地元の揉め事とかで殴らて朝方ボロボロの体引きずって帰る時とかに、ブルーハーツ聴くと「今日ダメでも何年後かには笑い話だから思いっきり間違えよう」みたいなバイブスになってました。僕にとってのヒーローです。」
#7 韻シスト『Dear』
「大好きな曲です。メロディーが凄く温かくて、歌詞が大事な人に向かって歌ってて、聴いた時に凄く優しい気持ちになったのを覚えてます。この曲を最初聴いた時「あ、こういう優しい音楽がしたいな。」って思いました。たまにbandでカバーして路上で歌ったりもしてます。もしかしたら今の自分の音楽とかテーマって言うものはこの曲に影響を受けているのかもしれません。」
#8 D’ANGELO『Brown Sugar』
「Jazzyな音にD’ANGELOの声がセクシーにのってて、雰囲気に酔っちゃいますね。高校時代に付き合っていた元カノに教えて貰いました。切ないけどあの頃を思い出すっていうか、青春の曲なんですよね。良くBrownSugarを知ったキッカケを人に話すと、「元カノ渋っ!」って言われます(笑)」
#9 Stevie Wonder『Isn’t she lovely』
「Stevie Wonderが自分の娘に歌った曲なんですが、こうゆうことができる親父って素敵だしカッコいいなって思います。俺も親父になったらこんな愛のある曲作って子供にプレゼントしたいですね。素敵です。」
PROFILE
Rude-α(ルードアルファ)
1997年2月8日生まれ。19歳。沖縄県沖縄市出身。
2014年10月、BSスカパー 『BAZOOKA!!!第 6 回高校生 RAP 選手権』に出場し、全国大会準優勝。しかし、本人は結果に満足出来ず、帰沖後ライブ活動を重ねていく。2016年4月から東京に拠点を移し、全国的な活動をスタート。
オフィシャルTwitter
9/27発売のヒップホップ・コンピレーションアルバム「I LOVE MC BATTLE」に新曲「19」を収録。
『19』ミュージックビデオ
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