鉄拳が描くパラパラマンガが使用されたMUSE(ミューズ)のミュージックビデオ「アフターマス」が、Youtubeで全世界公開された。
「MUSEと鉄拳がなぜコラボ?」初耳の方に解説
MUSEと鉄拳のミュージックビデオによるコラボレーションは今作で3作目。もともとは鉄拳が描いたオリジナルストーリーのパラパラマンガ「振り子」のBGMとして、MUSEの「Exogenesis Symphony Part 3」が使用されたことが事の発端。TV番組で取り上げられた後、YouTubeなどを通じて多くの人々の目に止まり、文字どおり言葉や国境を越えて評価されてゆくと、いつしかそれがバンドの耳にも届くことに。バンドのメンバー自身がこの作品にいたく感銘を受け、こちらの作品が公式のミュージックビデオとして採用され、更に全世界に知られることとなった。
その後、「Follow Me」という楽曲でも鉄拳のパラパラマンガが再び採用されるなど、お互いの信頼のもとにプロジェクトは進行し、一旦その関係も終了したかに見えたが、今回再び、最新アルバム「ドローンズ」より楽曲「アフターマス」のミュージックビデオ制作について、バンド側から再び鉄拳にオファーがなされ、鉄拳がそれを快諾。制作期間約3か月、作成枚数約2,100枚もの膨大な量の手書きイラストより、命を吹き込まれたパラパラマンガ、戦争の後に家族と離れ離れになってしまった若き軍人についてのストーリーは、言葉なくとも観る者の心を捉えて離さない。
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