来年春、あの感動的な公演 冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』が再び開催されます。
『ドクター・コッペリウス』は、冨田勲が、上演を夢見て他界直前まで創作を続けていた舞台作品。他界前にストーリー原案と音楽の構想のほとんどを遺しており、冨田が長年追い求めてきた「宇宙への夢と希望」に満ち溢れた壮大なストーリーが、オーケストラとシンセサイザー、そして冨田の遺したオリジナルのエレクトロニックサウンド、さらにバレエと3DCGを伴いながら展開されます。
小惑星イトカワ、そしてその先の未知なる星へ、宇宙を自在に行き来しながら展開される、時空を超えたスペースバレエシンフォニー作品です。
この作品では、『イーハトーヴ交響曲』と同じく、バーチャル・シンガーの初音ミクも登場。最新の技術で、空中に像として浮かび上がる初音ミクが、生身のダンサーとバレエを踊る場面が見所です。
指揮はオペラ、バレエの分野で目覚ましい活躍を繰り広げる渡邊一正。演奏は、渡邊が2015年4月からレジデント・コンダクターを務めている、東京フィルハーモニー交響楽団が担当します。
再演は来年4月の予定、またとないこの機会を楽しみにしていましょう!
<2016.11.11fri,12sat 開催> 『ドクター・コッペリウス』公演の終演後インタビュー
■スペース・バレエ・シンフォニー『ドクター・コッペリウス』
制作・ストーリー原案:冨田勲
リアルタイム3D映像投射技術:クリプトン・フューチャー・メディア
エレクトロニクス:ことぶき光
振付:辻本知彦
出演:初音ミク、風間無限
指揮:渡辺一正
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
オフィシャルサイト:http://www.dr-coppelius.com/
©︎Crypton Future Media,INC.www.piapro.net/photo by 高田真希子
SHARE
Written by