海外のリスナーからも日本人アーティストへの注目が高まる昨今。この記事では、そんな波に乗り、さらに自らムーブメントを作り上げている注目のアーティストを大紹介!
すでに世界規模で活躍するアーティストはもちろん、これからの活躍が期待されるアーティストまで、絶対知っておくべき5組であることは間違いない!
BALLISTIK BOYZ
BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE / 「Animal」Music Video
まずは、BALLISTIK BOYZ(バリスティック・ボーイズ)から。2018年、DOBERMAN INFINITYとEXILE HIROの共同プロデュースの元に結成し、翌年、アルバム『BALLISTIK BOYZ』でメジャーデビュー。EXILE TRIBE初のメンバー7人全員がマイクを持ち、ダンス、ボーカル、ラップを披露。さらにアクロバットも出来る身体能力を備えている実力派7人組ダンス&ボーカルグループである。
そんな彼らは、メンバー各々、実にグローバルな実績を持つ。深掘未来、奥田力也、砂田将宏は本場ニューヨークにて、3年間に渡り実力を磨いてきており、英語も堪能なバイリンガル。そして所属事務所主催の”VOCAL BATTLE AUDITION 5(以下VBA5)”ファイナリストである、日髙竜太、加納嘉将は、グルーヴィーで突き抜ける歌声をもつ実力派。さらに”VBA5″ラップ部門ファイナリストである松井利樹と海沼流星。松井利樹は、独学で始めた中国語を流暢に話す器用さを放ち、ブラジル人の母親を持つ海沼流星は、生まれながらネイティブなポルトガル語を話すことができる。
そんな彼らの特性を活かし、マレーシア・台湾・タイ・インドネシア・ベトナムでプロモーションツアーを行うなど、まさに世界基準を視野に入れた活動が注目されている。
また、最新曲「Animal」は、レディー・ガガ、ケイティー・ペリー、カーリー・レイ・ジェプセンなどの楽曲に参加したことで知られるDJ/プロデューサーのCory Enemyがプロデュース。Music Videoのコメント欄は、海外からのコメントが半数以上を占めており、日本のみならず各国から多くの支持を得ているのも見て分かるはず。今後もBALLISTIK BOYZの、更なるワールドワイドな活躍に期待したい!
NOA
NOA – Too Young【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
次は、Instagramのフォロワー数は約17万人。令和のトリリンガルアーティストとして、各方面から注目を集めるNOA(ノア)。
幼少期に音楽好きな母に影響され、クラシック・ジャズ・Pop・R&Bやヒップホップなど多ジャンルの音楽を聴いて育ってきた彼は、映画「ハイスクール・ミュージカル」を観たことがきっかけに、音楽とダンスを表現できるエンターテインメントに興味を持ち始めた。
そんなNOAの人生が変わったのは、韓国に滞在していた12歳の時。美容院でK-POPアーティストを担当しているヘアスタイリストにスカウトされ、韓国大手事務所のオーディションに参加し合格したのだ。その後は、7年間練習生とし経験を積み、日本へ帰国した。若くしてタフな実践経験を積んだことが、現在の彼を形成していると言っても過言ではないだろう。
2020年1月にはデビュー曲「LIGHTS UP」をリリース。iPhone 11で撮影したミュージックビデオや、iKONのヒット曲を数々手掛けた作曲家 ‘MILLENNIUM’との共同作品であることも話題に。その後も、2020年6月には、NOAが韓国にいた頃から憧れていたというtofubeatsとコラボし「TAXI feat. tofubeats」をリリースするなど、活動の幅を拡げていった。
最新作である1st EP『Too Young』では、3カ国語をミックスした歌詞で制作。日本語・英語・韓国語の3ヶ国語を操る彼ならではの作品となっている。作詞・作曲だけではなく、ダンスの振付まで手掛けるNOA。その非凡な才能は、この先も留まることを知らない!
JO1
JO1|’GrandMaster (JO1 ver.)’ PERFORMANCE VIDEO
3組目は、バラエティ番組にも引っ張りだこな人気アイドルグループ・JO1(ジェイオーワン)。
吉本興業と韓国のエンタテインメント企業CJ ENMによる合弁会社のLAPONEエンタテインメントに所属する彼らは、オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』出身。合格者11人で結成され、2020年「PROTOSTAR」でデビューした。
グループ名には、同番組で「一緒に夢を目指した練習生たちが1つになって、世界の頂点を目指していく」という意味が込められており、彼らの絆の深さが感じられるネーミングである。
また、オーディション時だけでなく、メンバーの人気順位は度々、SNS上で話題になる。特にパフォーマンスリーダーである川尻蓮には「圧倒的オーラとダンスと声とルックスにやられてる!」などの声が上がっており、彼を中心に蒼々たるメンバーたちによるチームワークは、ますます期待されるばかりだ。
リリースした楽曲は、日本国内のオリコン週間ランキングで1位を獲得するだけでなく、香港や台湾などでもiTunesの総合チャートを賑わせているJO1。元々、ワールドワイドな彼らだが、この先さらに多くの国で活躍していくことは間違いないはずだ。
SO-SO
SO-SO – Interview 2.0 (Official Music Video)
4人目に名を連ねるのは、ヒューマンビートボクサーのSO-SO(ソーソー)。2019年、ポーランドで開催された国際大会「Grand Beatbox Battle 2019」ループステーション部門にて、日本人初のTOP4入り。同年、台湾でのアジア大会ループステーション部門では、その実力を遺憾なく発揮し、チャンピオンの座に。
小学生のころから劇団にて、子役を10年ほど務めていたという異端の経歴も持つ彼。高校1年生の時には、イギリスのビートボクサー「Reeps_One」の動画をYouTubeで視聴し、衝撃を受け、ビートボックスを始めることに。高校2年の誕生日には、母親から念願のルーパーであるBOSS RC-50を買ってもらい、「ループステーション」を始めたという。
全て自身の声を吹き込むレコーディングから、エフェクト作業、楽曲構成までをライブパフォーマンス中に行えるループステーションの随一の使い手であり、まだまだ認知度の低い同機種を日本で広める立役者になることは、間違いないはず。また、Human Beatbox Crew「SARUKANI」、虹色侍ずまと眼鏡専門音楽デュオDOILiiとしても活動をするSO-SOから目を離さないでおこう!
Snow Man
Snow Man「Grandeur」MV(YouTube ver.)
最後に紹介するのは言わずと知れた、ジャニーズの人気グループ・Snow Man(スノーマン)。結成は、実に10年前であり、当時は6人体制でアクロバットとダンスを得意とし、舞台を中心に活動している彼ら。最近ではバラエティ番組をはじめとし、各メディアでも引っ張りだこの存在だ。
「ダンスはジャニーズJr.のなかで随一」と評されていたSnow Man。が、デビューまでの道のりは険しく、2019年に、故・ジャニー喜多川氏と滝沢秀明氏から、メンバーの増員の提案がなされ、9人体制となる。
オリジナルメンバーである6人は、「どんな形であれ、Snow Manとして夢をつかみたかった」と、新メンバーたちを快く受け入れ、2020年にシングル「D.D./Imitation Rain」にて、満を持してデビューを果たした。同曲は、発売初日に77.3万枚を売り上げ、1月21日付オリコンデイリーランキング初登場1位を記録。同年2月にはタイ、バンコクに海外遠征し、「JAPAN EXPO THAILAND 2020」に出演するという快挙は果たす。現在もこれからも、世界規模で快進撃を魅せ付け続けていくこと間違いなし!
今後も彼らの活躍が見逃せない!
それぞれジャンルは違えど、彼らに共通するのは世界でも通用する「実力」を持っていること。すでに活躍の幅を拡げつつある彼らだが、2021年以降は更なる飛躍を見せてくれるはず。乗り遅れることのないよう、これからも最新情報をチェックし続けていきたい!
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