LINE MUSIC プレイリスト『ストイックに踊りませんか？』

ミーティア×LINE MUSICプレイリストがスタート！

6月からスタートしたミーティアとLINE MUSICのコラボ企画。毎週いろんなテーマでプレイリストを作ってお届けします！
本記事は、LINE MUSICにて展開中のプレイリストと連動。プレイリスト作成者が選曲した理由やお気に入りのポイントについてご紹介していきます。

今回は「ストイックに踊りませんか？」と題して、昨今勢いが著しいハウスやテクノを中心に選曲しました。EDMが猛威を振るった2010年代を経て、再び90’sにも引けを取らないレイヴカルチャーが台頭してきております。そこで鳴り響くのは、大仰なドロップの無い硬派なクラブミュージック。“踊りませんか？”とはコントでも冗談でもございません。極めて真摯で、本気のお誘いです。レッツ・ダンス。勢い余って25曲（7月4日現在ミーティアのLINE MUSIC企画では最多）。

GTR / 石野卓球

まずは日本が世界に誇るテクノ・マエストロの楽曲から。現在5週間連続で新曲をリリース中の石野卓球ですが、ここではあえて最初期のナンバーを。この曲が収録されているアルバム『DOVE LOVES DUB』は同氏のソロデビュー作にして、90年代ジャパニーズ・テクノの最重要作品です。漫画家の大友克洋によるジャケットもかっこいい。

Survivor / Jack Back

EDM勃興の立役者であるデヴィッド・ゲッタの別名義が、この“Jack Back”であります。Diploもカルヴィン・ハリスも近頃はみんなハウスに回帰してますが、その流れを象徴しているのがJack Back。彼が名義を変えてまで世に送り出したのは、ゴリゴリのテックハウスでした。やはりゲッタさんは天才。

Neutron Dance / Krystal Klear

週末のフロアのボルテージを一気に3段階ぐらい上げるのがコレ。アイルランド出身のプロデューサー / DJ、Krystal Klear（クリスタル・クリアー）が作った曲なのですけれども、かかった瞬間に空気が変わります。リリースされた昨年から今に至るまで、多分現場で最も聴いている曲のひとつ。New Orderのバーナード・サムナーの声が聞こえてきそうですね。80年代バイブス。

Pearls (Version 2 / Remastered) / Underworld

“90年代のレイヴカルチャー”を引き合いに出したからには、その代表選手にも登場していただこうと。より広く知られているのは「Pearls Girl」ですが、ここでは「Pearls (Version 2)」をご紹介します。その名の通り、リメイクですね。未発表曲として長年眠っていたのですが、2015年に彼らの代表作である『Second Toughest In The Infants』（1996年）のデラックス盤がリリースされた際、晴れて日の目を見ることになりました。長尺の曲ですが、それを感じさせません。4分辺りからひっくり返ります。

Losing It / FISHER

“シーンを変えた曲”と言っても差し支えないでしょう。こと昨今のテックハウスの盛り上がりに関しては、すべてFISHERの「Losing It」から始まりました。この曲はいわばダンスミュージック界の大号令。「次はここです！」と明確に指針が立ったのは、この曲がきっかけだったように思います。「Neutron Dance」が毎週末かかるナンバーならば、こちらは“毎晩かかる”ナンバーです。

Collect My Love feat. Alex Newell / The Knocks

イントロからしてクラシカルなバイブスが漂ってきます。やはりディスコライクな曲の繊細かつパワフルな魅力には敵いませんな。時代の移ろいと共に、形を変えて我々を踊らせてくれる。The Knocksのように、明確にディスコサウンドへの憧憬を示すような若手が絶えず出てきます。ちなみに、この曲でヴォーカルを務めているアレックス・ニューウェルは、アメリカのドラマシリーズ「Glee」でウェイド・”ユニーク”・アダムス役を担った役者でもあります。歌がウマすぎる。

『ストイックに踊りませんか？』。続きはLINE MUSICで！

ここでご紹介したのはほんの一部です。ジャンルもバラバラに選んだつもりでして、テクノもハウスもごちゃごちゃになったプレイリストになっているかと思います。割合で言うとハウスが多め。この記事の楽曲にピンと来たあなたには、絶対に損はさせない25曲です。今宵もストイックに踊りましょう。

MEETIA × LINE MUSIC プレイリスト『ストイックに踊りませんか？』