ももち卒業！カントリー・ガールズ「Good Boy Bad Girl／ピーナッツバタージェリーラブ」詳解レビュー

カントリー・ガールズももちのラストシングルを見逃すな

ハロプロのももち率いるカントリーガールズが2月8日に新曲『Good Boy Bad Girl／ピーナッツバタージェリーラブ』をリリースします。この曲でプレイングマネージャーのももちは卒業となるので、実質ももちラストシングルです。ももちが育てたメンバー含めて、新曲の魅力を紹介します！

カントリー・ガールズって？

カントリー・ガールズはハロー！プロジェクトに在籍するユニットで、里田まいが在籍していた「カントリー娘。」のリニューアルユニットです。スーパーバイザーに里田まいを立て、プレイングマネージャーにももちこと嗣永桃子が就任して指揮をとっています。現在のメンバーは嗣永桃子、山木梨沙、森戸知沙希、小関舞、梁川奈々美、船木結の6名で活動していて、バラエティで活躍するももちにメンバー全員が鍛えられていることから、他のハロプロメンバーから「カントリー・ガールズは口が達者でバラエティに強い」と言われているグループです。

左から：嗣永桃子（ももち）、梁川奈々美、森戸知沙希、小関舞、船木結、山木梨沙

デビュー初期は年頃のカワイイ女の子を歌っていましたが、最近ではロカビリー調のロックな楽曲も披露していて、「カワイイだけだと思ったら、ヤケドするわよ！」という音楽性を持っています。

出典：YouTube

新曲の『Good Boy Bad Girl／ピーナッツバタージェリーラブ』はどうなっているのでしょうか？
さっそレビューしていきましょう！

カントリ・ガールズの集大成『Good Boy Bad Girl』

出典：YouTube

男女の掛け合いはセリフから歌へ
まず『Good Boy Bad Girl』の楽曲詳細はこちらです。

作詞：児玉雨子
作曲：星部ショウ
編曲：宮永治郎
歌割：小関多め（ソロ6か所）
ポジション：固定センター無し

近年のハロプロ名曲メーカーの児玉雨子と星部ショウのスペシャルタッグです。この楽曲最大の特徴はAメロに出てくる男女の言い合いフレーズになっています。2枚目のシングル『わかっているのにごめんね』では男の子と女の子のカワイイ言い合いをセリフで表現していましたが、今作では大人の男女のリアルな言い合いを歌で表現しています。この部分にカントリー・ガールズの成長を感じることができますし、聞き比べると彼女たちの表現幅の広さに驚くことでしょう。

歌唱に関しては、ももちの女性パートの歌い方と男性パートの歌い方の使い分けがプロだなと思わせるのと、今回歌割が1番多い小関舞の成長が大きい特徴になっています。ももち卒業後に小関大覚醒が起こるかもしれません。さらに、1番ロックな歌唱ができる船木結を、ユニゾンで多く使っているあたりにカントリー・ガールズの余裕というかメンバー層の厚さを感じさせます。サビ前にBPMが上がるサウンドも高揚感があっていいですね！

今までにないスタイリッシュなロックが見どころ
『Good Boy Bad Girl』は80年代のロックをベースにしながらも、最新のロックを取り入れたスタイリッシュな楽曲になっています。MVもホリゾント幕で撮影するセットとバイクを置いてガレージ感を出したセットで撮影するというこだわりを見せていますね。今までのカントリー・ガールズのロック調の楽曲はロカビリーが多かったので、時代に合わせたセットだったのですが、今作は黒を基調としたかっこいい衣装とメンバーカラーを使用した蛍光灯を使うなど現代的な映像に仕上がっています。

ももちは1つのアイドル完成体『ピーナッツバタージェリーラブ』

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ももちで始まりももちで終わる。カントリー・ガールズのかわいさは異常
続いて『ピーナッツバタージェリーラブ』の楽曲詳細はこちらです。

作詞：エリック・フクサキ/三浦徳子
作曲：エリック・フクサキ
編曲：平田祥一郎
歌割：均等だがももち多め（ソロ7か所）
ポジション：固定センターはないがももちと森戸がセンター率高い

『ピーナッツバタージェリーラブ』はカワイイながらも切なさが混じった楽曲です。ももちの卒業シングルということで、歌い出しのロングソロと最後のソロを任されているので、実質ももちフィーチャー曲といえるでしょう。元々、こういうカワイイ楽曲はハロプロユニット内でカントリー・ガールズの得意分野として知られていましたが、今作で完全に仕上げてきました！　白壁とパイプオルガンが置かれた教会のようなセットと実験室のセットで撮影されたイメージシーンは可愛いすぎるの一言。デビュー当時のキャッチコピー「かわいいだけでなんとかなる、か？」が復活しました。

サウンド面も編曲を担当した平田祥一郎が「メロディに導かれて、曲ができた。かわいくて大好きな曲」と絶賛する出来。ギターを担当した菊池真義もレコーディングしながら、色々なパターンを試し「昔のレコーディングみたいで、音楽を作ってる感じがして楽しかった」と語ってましたので、サウンドも制作陣のこだわりが込められています！

見どころ？カワイイところに決まってるでしょ！
先述した通り、『ピーナッツバタージェリーラブ』のMVは白壁とパイプオルガンが置いてある教会らしき場所でかわいく歌うシーンと実験室でピーナッツバターとイチゴジャムを作る、2パターンのイメージシーンがあります。教会の方は白い衣装で歌い踊っている姿は清純そのもの。実験室はももちの先生ぶりや、メンバーのわちゃわちゃ感など見ていて癒されるシーンがたくさん散りばめられています。やはりアイドルにとってカワイイは正義ですね！

筆者は個人的に半農半芸ユニットであったカントリー娘。のイメージがあるので、実際に農家に行き、ピーナッツとイチゴを収穫して、ガチでピーナッツバターとイチゴジャムを作るMVも見てみたいと思いましたが・・・
でも、実験室でカラフルな液体を混ぜてピーナッツバターとイチゴジャムを作ってる方がカワイイですしね。「かわいいからこれでいい、か！」と思わせてくれます。

ももちがフィーチャーされていますが、カワイイといえば、恥ずかしくなると耳が真っ赤になる森戸知沙希の存在を忘れてはいけません。グループリップシーンではセンターですし、カントリー・ガールズのかわいさは森戸の照れカワイイ部分が大きく貢献していると思います。ももち卒業後は『Good Boy Bad Girl』で目立っていた小関舞と森戸知沙希の年中組が中心となってカントリー・ガールズを引っ張ってくれるのではないでしょうか？

カントリー・ガールズの新曲『Good Boy Bad Girl／ピーナッツバタージェリーラブ』をレビューさせていただきました！　まずはMV見てかわいさと音楽性を知ってもらいたいですね。合わせて、CDを購入してイヤホンで楽曲のインストを聞いてみてください。どれだけサウンドが凝っているかすぐに分かると思います。そして、カントリー・ガールズとしてももちのラストシングルです。ももちのアイドル集大成が込められているので、見逃すと後悔しますよ！
カントリー・ガールズの新曲『Good Boy Bad Girl／ピーナッツバタージェリーラブ』は2/8リリースです！

Text_Edit_NOZATATSU(https://twitter.com/nozatatsu)

カントリー・ガールズ
『Good Boy Bad Girl／ピーナッツバタージェリーラブ』
2017/02/08リリース！！