「ダークサイド」って聞こえはだいぶ暗いイメージ。でも日々生きていれば悲しいこととか切ないこと、ちょっと独りになりたいこととか考え事したいこととか、もちろん落ち込むこととかあるのは当たり前。そんな時、そっとそばにいて寄り添ってくれる音楽を「ダークサイドな音楽」と呼ぶことにします。そうして気がついたらまた、明日に向かっている自分に気がつくのかもしれません。そんなダークサイドな音楽を紹介してくれるのは、日常の鬱積した感情を押し込んだ歌詞とロリータファッションで歌う哀愁ロックに注目を集める橋爪ももさんのMIXTAPEです。

Syrup16g『明日を落としても』

衝撃的な歌いだしではあるものの、明日を迎える気力がなくなった時、最終的にそっと前を向かせてくれる歌。

吉井和哉『CALL ME』

悲しい気持ちを、余すことなくもっと締め付けてくれます。全部あきらめたような、覚悟を決めたような歌詞はあまりに切ないから、まだ頑張らねばと思わせてくれます。

中島美嘉『桜色舞うころ』

移り変わる季節と人の繋がりを素朴に描いた曲と、PV。今周りに居る人を大事にしたいと、いつも思わせてくれる優しくて寂しい別れの歌。

田中茉裕『ゆるして』

誰ともかかわらずに生きてくことは出来ないので、その中で攻撃したりされたり落ち込むことは必ずあります。今戦ってる人に、それぞれの思いの乗るフレーズがきっとあるはず。

Dir en grey『朔-Saku-』

ダークサイドということで、吐き出す形の寄り添い方もあるのかなと思います。激しいサウンドなので、すっきりしたい時に。