ベスト盤でしかできない特別な新曲にしたかった! 三浦大知のチャレンジは続く
――『BEST』に収録されている新曲『DIVE!』は、今までのMVのオマージュが話題を呼んでいますが、このアイデアはどうやって生まれたのでしょう。
三浦大知 : まず、ベストアルバムの中に新曲が入っていると嬉しいと思うんですよ。なので新曲は入れたかったんですけど、次の一手に見える曲じゃなくてベストだからできる曲にしたかったんです。なので、今まで積み重ねてきた延長線にあるTHE・三浦大知のイメージで、聴き心地としては新しいものを目指せたらいいなと思って作りました。
その中でベストだからこそできる演出を考えた時に、今までのMVの要素をひとつのMVに入れてみようと思って。「ここはあの曲のMVの部分かな」とか、「大知君がココとココがリンクしているって言ってるけど、わかんないよ!」みたいな(笑)
わかりやすいものからマニアックな部分まで、自分の作品をオマージュして新たな作品を作るというのは、ベスト盤でしかできないことなので面白くなるんじゃないかなって。
『BEST』に収録された新曲『DIVE!』
――確かに歴史も感じますし、過去のシングルからオマージュ部分を探すのも楽しいですよね。
三浦大知 : 昔から応援してくださっている方は、「ここはあの曲かな」って探すのも楽しいだろうし、新しくファンになってくださった方も『DIVE!』のMVを見てから、「あっ『Lulaby』っていう曲で椅子を使ってたからこれなんだ」とか、なんで便器が出てくるのかなって思ったら『GO FOR IT』とか、後から過去のシングル曲に戻っていけるような楽しみ方をしてもらえればと思いますね。
14thシングル 『GO FOR IT』
――メイキングの映像も見させて頂きましたが、こんなに便器にカッコよく座れる人間は、世界中探してもDMダンサーのOguri(s**t kingz)さんくらいだなって思いました(笑)
三浦大知 : そうですよね(笑) あれはもう、自信を持って座らないと大変なことになるので。
――便器に座る人はどうやって決まったんですか?
三浦大知 : 単純に便器を並べてどういう絵にしようかなって考えていて、前後の振付の動きも踏まえて決めたら、Oguriの位置が一番キレイに便器が見えるところだったという感じですね(笑) みんな、僕のわがままに付き合ってくれるので感謝してます。
――最後に日本武道館で満島ひかりさんと「21年目も頑張りましょう」とエールを送り合っていましたが、今後はどういうふうに三浦大知というアーティストを積み重ねて行きたいですか?
三浦大知 : デビュー曲の『Keep It Goin' On』から新曲の『DIVE!』まで、常にチームでこんなことやったら面白そう! あんなことやってないからやってみよう! というチャレンジ精神でやってきました。僕はそこを評価して頂いていると思っているので、引き続きチャレンジを積み重ねて、“変わらずに変わり続けて”色々やっていけたらと思っています。
【INFOMATION】
三浦大知
ベストアルバム「BEST」
2018年3月7日発売
http://avex.jp/daichi/discography/
【WEB】
公式サイト:http://avex.jp/daichi/
Twitter:https://twitter.com/daichimiurainfo
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